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人と比べることなく独自性を生きよう!

著名な精神科医のヴィクトール・フランクルは言います。
「私たちのさまざまなあり方は不完全であるからこそ、唯一のものになる」
「ひとりひとりの人生が1回きりだと言うだけでなく、1日1日、1時間1時間、一瞬一瞬が1回きりである」
フランクルはこの唯一性と一回性が、人生の意味であり価値だと考えています。
僕もその通りだと思います。
人は生まれながらにして、その独自性を持っている。生きて存在しているというそれだけで価値がある存在。
自分の価値を考える時、他の人と比較する必要はないのです。
でも、ついつい比べたがるのが人間です。生まれてからずっと、そのような社会環境の中で育ってきたからです。
速さを競う。高さを競う。算数の点数を競う。美しさを競う。乗る車のグレードを競う。住む場所を競う、、、あげたらきりがありません。
もちろん、お互いが力づけ合い融合のパワーでさらに全体がより良くなっていくものであれば素晴らしいことです。しかしある一面での評価がその人の存在そのものの評価になっていくのは支障があると思います。
フランクルは人生に「意味」を見出すことが重要だと言っています。
「意味」は人の生を力づけていくのでしょう。
そこで僕がおすすめしているのは「パーソナル理念」を創ることです。人生の目的(「存在理由」)を文言化して明確にするのです。
それにより自分自身の軸が決まります。
何か判断に困った時、どうするか悩んでいる時、その判断基準となるパーソナル理念が明確であれば、選択も合理的なものとなります。
何に対しての合理性かというと、それは「意味のある人生」「自己実現」ひいては「幸福」です。
そして「パーソナル理念」を創る場合は魂レベルで創ることが大切だと考えています。
「パーソナル理念」を生きる、とは正に独自性を生きると言うことです。

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