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【映画】『シン・仮面ライダー』

『シン・仮面ライダー』公式サイト (shin-kamen-rider.jp)

サイクロン号!カッコいい~~

わたしが車よりバイク派だったのって、子供のころに見た仮面ライダーシリーズの刷り込みだったな~と思い出しました。

館内はほぼ満席
両サイド、見渡す限り、男、男、男
男の子を連れた親子連れもいるけど、基本成人男性が埋め尽くしておりました。
わたしはガンダムとか見るし、ゴジラもウルトマランも観たけど、もう少し女子がいた。
いや~壮観ですよ。
男、男、男!なんですもん
この肩身の狭さ
これを宝塚観劇する男性は毎回味わっているのだなと思うと、こんな思いをしてまで観劇してくれてありがとう~~と心から思います。
宝塚ファンの男性諸君!いっしょに歌劇団をジェンヌさんたちを応援しましょう!
話しがいきなりぶっ飛びました。ごめんなさい。

公開2日目なので、ストーリーには触れずに語りますと、第一声の通り、サイクロン号がかっちょいいです。
そしてこの映画「PG12」指定なんですよね。
仮面ライダーなのに、なんで?
と思われた方も多いことと思います。わたしもです。
原因はですね、始まって早々にわかります。
バッタオーグこと仮面ライダーのパンチやキックがどれほどの破壊力があるのかということを判らしめるために、受けた敵は激しく吐血するのです。(おそらく内臓破裂ですな)スクリーンに血しぶきがブワッとですよ。
その容赦なさは鬼滅の刃と良い勝負。
そんなわけでPG12指定になっていると思われます。

適役のショッカーの怪人
テレビシリーズでは怪人と呼ばれ、〇〇男とか〇〇女とかでしたよね。
映画では性別のところが「オーグ」となっています。
性別がないのかというと、そんなことはなく、はっきり性別が有ります。
男性性はすっかり顔まで覆われていますが、女性性だと素顔がわかります。
登場したのは
クモオーグ
コウモリオーグ
サソリオーグ(女性性)
ハチオーグ(女性性)
カマキリ・カメレオンオーグ
ラスボス(としておきます)

女性性とラスボス以外は素顔が出ませんので、声だけの出演だと思いますが、なかなかの顔ぶれが揃っています。エンディングロールを見て、びっくりしました。

ところでバッタオーグ2号として登場する一文字隼人と本郷猛の戦闘シーンで、本郷猛が左脚を激しく負傷し動けなくなる(おそらく複雑骨折)のですが、テレビシリーズで本郷猛を演じた藤岡弘さんが撮影中の事故で左大腿部を骨折したことに合わせたのでしょうね。(その結果、仮面ライダー2号として一文字隼人が登場する)

終盤、「死神グループ」という言葉が出てきたんですよね。これってテレビシリーズの「死神博士」を彷彿させます。映画では出てきませんが、今作の興行成績次第では続編がありそうなので(というか続きある予定で作っていると気配がプンプン)、そうしたら登場すると思う。

政府側の協力者(というかお互い利用している?)が竹野内豊と斎藤工なのです。竹野内さんゴジラからずっとですね。斎藤さんはウルトラマンだったじゃん…
最後の最後に二人の名前が判るのですが、竹野内豊が「立花」、斎藤工が「滝」でした。きゃははは
斎藤工が「滝」なのは良いけど、竹野内豊が「おやっさん」なの~~いや~ん、おやっさんが似合わない~
作中で「立花のおやっさん」なんて呼ばれていませんよ。

エンディングロールは子門真人の歌声を堪能いたしました。

BGMでテレビシリーズの曲や効果音が登場します。
懐かしいし嬉しいけど時代を感じさせ、映像からは浮いている気がしました。

終始派手さがないので、評価が分かれるかもしれません。
予告で観たときから地味だな~と思いましたがその通りでした。

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