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共稼ぎ家事担当夫の料理 7

こんばんは、全国の夕食担当のみなさん、今日も一日お疲れさまでした。

ウチは、ベビーリーフとミニトマトのサラダ、もやし、キュウリに中華クラゲ和えたもの、なすの煮浸し、タンドリーチキン、なめこの味噌汁、ごはん、以上。

今日の時短メニュー

これに、安売りで買った茶碗蒸し、先週から余っている水餃子を追加しようか迷ってる。どっちも温めればいいやつなので、全員揃ってから、考える。毎日、そんな感じ。

今日の献立には入ってないですが、ズッキーニが安いですね。ズッキーニ。下の子どもがあまり好きではないのですが、私は好きです。ただ、下の子があまり好きではないので、献立の表にはなかなか出せません。

さて、今日もこんな調子で嫌々やっているのですが、そんな中でナスの煮浸しは、割と楽にできるのと、煮ているときに別の事ができるので、ナスが安い日にはよく作ります。ただ、最初、料理初心者にとっては煮るのハードルが高かったことを思い出しました。

今日はそれを書いてみます。

「煮る」を知った日

料理初心者の男がまずやれそうなのが、「焼く」です。色々焼きがち。何となくモノが少なそうなのでとっつきやすく感じるのです。その次が「炒める」ですかね。双方ともに、火を通すのと、味をつけるのが楽そうで、ついやってしまいます。

なんで「煮る」のハードルが高そうかというと、レシピをみたときに、「だし汁」とか「みりん」とか「料理酒」とか、場合によってはご丁寧に「うすくちしょうゆ」などと書いてあるものがあったりして、調味料多すぎで悩んじゃうからかもしれません。モノの本によっては「10㏄」とか「20㏄」とか、量が表記してあって、こりゃいかんと思って手を出せないからです。

しかし、そんな煮物に手を出しあぐねている夫に、まずナスを煮させてみましょう。私がそうだったのですが、ナスは割と簡単だと思います。ただ、丁寧な感じのレシピだと、水にさらす、みたいな過程があって、これで男は面倒くさがってしまうので、そこはすっ飛ばして、多少アク(結構?)があっても、気にしないようにしましょう。

料理初心者夫は、野菜を切るというプロセスを、面倒くさがる場合があります。最初、切れ味の悪い包丁で、練習させて、少しうまくなったら、いい包丁で野菜を切ってもらうと、感動して率先して切りたがるようになるはずです。

煮るで、私がやった最初のころの失敗は、いきなり煮始める、ですかね。そして、何となく煮れば味がつく、と思い込むことでした。今でも思い出すのはふろふき大根で、その失敗は目も当てられないものでした。切り込みも入れず、煮る時間も少なく、そもそも煮汁の味が変。

調味料(しょうゆ、油、みりん、料理酒・・・)をワゴンに並べ、調味料用の計量スプーンを揃え、出し汁が必要な場合は、液体の根昆布だしを水とまぜて作ればいい、といえば、きっと夫はそれだけで気が楽になることでしょう。その後、めんつゆを使ったり、白だしを使ったりと、バリエーションを覚えていくはずです。

私自身は、みりんという調味料の存在意義がそれまで全くわかっていなかったのですが、煮るという工程を経る中で、大変に重要だと理解し、それ以降は普段使いのみりんと、三河のみりんとの二つを用意しています。が、こういうモノを揃えたがる、という悪癖も料理夫を育成する過程で生み出されますので、世の中の妻君は気を付けてください。私は、もう逃れられない・・・

焼き色の加減

料理初心者の私が悩んだのは、「焼き色」の加減でした。ナスの煮浸しレシピの工程には、油を引いて皮の方から焼いて「焼き色」をつけて、というのが有りますが、どこまで焼けばいいの?と最初は思います。実は今もあんまりわかりません。皮の方なのでいまいち色がわからないんですよね。

皮目の焼き色は今もわからない

実は簡単に思いがちな焼きや炒めにも、繰り返しやっていくと最適点(というか好み)があることがわかってきますが、最初の頃って結局正解を求めがちじゃないですか。そう考えると理想の焼き色って…となりますよね。今だと、ナスであれば、あっ今クタリ始めたなというのがわかるので、そこで煮汁を作り始めるのですが、最初はね。

今日は面倒なんでめんつゆだったのですが、やっぱり薄口しょうゆの方が圧倒的にいいですね。ちなみに、これまた悪い癖で、関東、関西、九州、自分の田舎、北海道としょうゆを集めてしまっています。これは絶対阻止してほしいですが、ただ、それでも濃口、薄口、甘口の3種類は揃えたいものですけどね(←懲りない)。

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