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大量のお土産食材問題 〜共稼ぎ家事担当夫の料理 12〜

みなさん、旅行先でつい、処理しきれない程のお土産を買ってしまい、ダメにしてしまった経験はありませんか?

私は、よくあります。

珍しい食材、ご当地の調味料、土産屋や道の駅などで買い漁った結果、何もできずに気づいたらどうにもならなくなっているのです。

今回も、義父を見舞った帰り道、「ららん藤岡」というSAで降り、買ってしまった食材があります。

それは味噌です。

神流町の「みかぼ味噌」

みかぼ味噌は麦味噌

どの地域にも、なかなか地元民でも足を踏み入れない秘境のような場所があると思います。

神流町は、まさしくそうした秘境の一つ。群馬側からはなかなか行きづらいので、群馬の人は意外に訪れることは少ないのかもしれません。私は埼玉県の人間なので、秩父から行くこともあるし、群馬は三波石の産地である鬼石という地域を経由して、いくこともあります。

神流川という、利根川の源流の一つに沿って、いくつかの町や村が点在している。神流川は、本能寺の変の後、北条軍が織田軍に勝利した舞台となった川で、神流町に行く途中には、ダムで沈んだ村や、霊感のある人がなぜか行きたがらないスポットなど、結構な見どころがあるようです。

また神流町恐竜センターという博物館は子供を遊ばせるには、うってつけのスポットだと思います。川遊びするスポットもあるし、なぜかこの道沿いの先は、十石峠という長野に出る険しい峠か、例の御巣鷹山に向かう林道か、下仁田にでる超キレイなトンネルの道の三つしかないのに、道の駅が2つもあるという豪華さです。

山登りする人もいて、意外に楽しい神流町なのですが、ここに高橋みそ店があるんです。

なぜか2軒並んでいて、もう一つは伝田郷みそという名前で知る人は知っている上州みその店なんですが、どっちも美味しいです。で、そんな神流町の味噌が、ららんに売っていて、あっと思って買っちゃたんですね、1キロ。

美味しいんですよ。昔ながらの製法と言いますが、その辺はよくわからないのでなんともですが、しょっぱくなくて甘いです。もちろん、砂糖のような甘さではないけれど、ふんわりとした味わいの味噌ですので、私は好きなんですよね。

要するに麦味噌なんですよ。私は、東北、関東、越後、信州と基本米麹の味噌で、育ったものですから、しょっぱいなあと思いつつも、懐かしい感じになっちゃう。ところが、この「みかぼ味噌」は麦なんですよ。麦味噌。

麦味噌は、よく長崎のものを買っていて、大好きなんですけど、「みかぼ味噌」もそれに似た甘さを感じつつも、ちょっとした熟成感があるというか。ま、ナチュラルだし、美味しいんですよね。で、買っちゃったわけです。

どう使っていくか

要するにまたやらかしちゃったわけですね。

大量のお土産物は、忘れないうちに食す、が基本で、これから毎日食します。

こうなった時はもう、「味噌 レシピ」で検索して、それ固定で色々作ってしまった方がいいと思います。まあ、塩とか味噌はギリギリ保存が効くので、完全なやらかしとはまた違うのかもしれませんが。

味噌マヨ、味噌ニンニク、味噌だれ…。

あんまり美味そうじゃない

ただひたすら、ただの野菜、茹で野菜を味噌つけて食すなんていうのも、この季節ならではですよね。

豚キムチ

ちょっとだけ隠し味に味噌を使ったり、鍋に大量の味噌汁を作ったりして、なんとかこなしていかなければなりません。

旅館セット

うちの旅館セットで、朴葉みそとかやりたいですね。国産の朴葉を見つけるのは大変だけど…。国内加工は多いけど、原料は中国産なんですよね。中国産でもいいんですが、信頼のできるルートの確認はしたいですよね。

というわけで、教訓。

食材土産は食べ切れるものにせよ。

です。

以上、つまらん話でした。

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