バリウムが嫌だ 〜雑記・雑感13〜

バリウムか胃カメラかと問われたら迷わず胃カメラ派と答えます。けれども、バリウムでなければ、発見に手間取るものもあると聞き、ひさびさにバリウムを飲もうと思います。バリウムさえなければ、今年は案外自信のある年なのに。

何が自信になっているかというと、一つは昨年度よりも約5kg強の体重減少です。昨年度のこの時期は93.2だった体重が、今年は87.2です。何をしたわけではなく、リモートが解除され通勤する際に、バスではなく徒歩で行くようにしただけで、コロナ前の体重に戻りつつあります。

また高血圧を認め、服薬をし、少しずつ血圧も安定傾向にあること。痛風薬も飲み、あの痛風地獄以来、発作はほとんど出ていないこと。肝機能も、先日のかかりつけ医への診察で、少しずつ改善の兆しが見えていること。

だから、嫌なのは、何か変なのが見つかることです。5年前から人間ドックを始め、その時からある胃上部の膨らみは昨年度のドックでは特に問題はありませんでした。また胆嚢のポリープも大きくなってはいないので経過観察。そういう意味では、今回もまあ今までと同じなんじゃないかなあと思ってはいるのですが。だから久々のバリウムにいささかの緊張があるわけです。

それだけではなく、バリウムは飲む時、飲んでいる最中、飲んだあと、それぞれ嫌なフェーズが待っています。飲む時の食感の気持ち悪さ、検査中にゲップをしてはいけないと言われ耐えねばならぬこと、飲んだあと下剤で出す時のお腹の痛み、などです。死ぬこと以外はかすり傷だとは思うんですが、それはそれで目の前の不快を避けたい気持ちは大きい。

しかも企業ですので、自分の好きな時間には行けず、今回割り当てられたのは月曜の12:00。それまで食事は出来ないし、水も直前は飲んではならない。なんなんだよ、と思うわけです単純に。こんなことに不平不満を言うオジサンは老害まっしぐらだと思うのですが、とりあえず現段階では、noteに近況報告のつもりで書くこむことで、なんとか自分の老害性の氾濫を堰き止めています。

不安は別のことをして忘れてしまうというパターンと、不安を突き詰めていくというパターンの二つがあるとするなら私は後者です。その不安解消にnoteを使用しておることには何とも申し訳なさに身が焦がれるわけですが、背に腹はかえられない。

そんなときに、懇意にしているワインショップはメールマガジンでやたらと興味深い商品を送ってくるわけですよ。届くのは終わったあとだと思いながらも、ポチッと押すのを躊躇う。ここで買おうと買うまいと現時点での健康になんら変更は起こらないと感じつつ、我慢をしてしまう。

そうだ、とうとうコロナ禍での自粛を解禁して、練馬区立美術館に「日本の中のマネ」でも観に行こうか。

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