欲しい未来
結婚したくない。
このままでは子供を産みたくない。
そう言ってた私だけど、本当は好きな人と一緒にいたい。
発展途上国でカバン作りをして、ソーシャルビジネスを成功させた山口絵里子さん。
動画を見たり話を(友人から)聞いたりして、仕事に突っ走るかっこいい女の人ってイメージだった。そんな彼女が子供を授かり、今の気持ちが書かれてる。
この記事を読んで私は素直に思った。
結婚したくない、子供は産まない。
というのは、自分に言い聞かせてる呪文だ。
好きな人と普通に結婚したい。
好きな人の子供を授かって、お母さんになりたい。これが私の本当の気持ちだ。
環境問題とか、社会問題を目の当たりするとどうしても、暗い未来ばかり考えてしまう。でも、自分の気持ちだけにフォーカスした時、自分を幸せにしたいって気持ちが強かった。
みんなが憧れるブランドの宝石や、贅沢なディナーはいらない。その代わりに、ずっと手を繋いでいたいと思える人と一緒にいたい。
休みの日は、大橋トリオとかくるり聞きながら洗濯物を干してコーヒーを飲んで。
晴れてたら公園に行って、雨だったら同じ動画を見て笑って。
ケンカしたらお互いの好きなもの買ってきてその日のうちに仲直りする。
くだらない話して、たまに真剣に話して。
一緒にいるだけで「あぁ、幸せだ。」と思えること。私が本当に欲しい未来は、そうゆう当たり前の日々だ。
その当たり前の日々が尊く、特別なんだと思う。
どれだけ地球に優しい生活を心がけてもそれは自己満足で、人が生きてる限りエネルギーは使い続けるし、地球が滅びるのは早かれ遅かれ時間の問題だと思う。
だからこそ、今の地球との生活を大切にしたい。
予測のつかない未来を想像して暗くなるなら、自分を幸せにしてあげたい。
もちろん、これからの子供や地球のことは考えるけど、それに悲観して自分を不幸にする必要はないんだ。
アインシュタインが娘に書いた手紙の中に
宇宙的な力は愛だ
と書いてあったらしい。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。
世界的な学者でさえも、この宇宙で最も大きなエネルギーは愛だと謳っている。
この世は愛に溢れてる。
見渡せば至る所に命があり、愛しいと感じる。
周りを愛せない人は、自分を愛して欲しい。
私は自分が嫌いだった。
要領が悪い自分。中途半端な自分。行動に移せない自分。周りに認めてもらえない自分。それらを、認めることができない自分。全部嫌いだった。
1番私を傷付けてたのは私だった。
私を抱きしめてあげたら、少しずつ、少しずつ。自分を認められるようになって、息がしやすくなった。
今も、自分の気持ちを見逃すことはある。
でも、今は自分が愛しいと思える。
どんな私も私でしかないし、不器用な私もたまに失敗しちゃう私も、大丈夫と言ってあげられる。好き嫌いに分類できるものじゃなくて、それが私だから。
不思議なんだよね。
自分を認めてあげると、周りも認めるようになれる。周りを妬ましく思ったり、評価を気にしたりすることもずいぶん減った。
完全に気にしない、なんてのは今も難しいけど、傷付く前に自分を癒してあげるんだ。
今も世界はいろんな争いに溢れてるけど、それ以上に大きな力になるのは愛なんだ。
昨日フジロックYouTubeで清志郎を見たこともあり、最近は余計に愛はエネルギーなんだって本気で思うんだ。
そろそろ重い腰を上げて、次に生きる場所を探そう。