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【舞台観劇】SHOCKの2000回記念公演に行けなかった話

先週月曜はとてもとても楽しみな予定があった。
それは、帝国劇場に「Endless SHOCK」を見に行くという予定だった。

Endless SHOCKは、堂本光一主演のミュージカル作品で、2000年から全日程即日完売の最もチケット入手が困難な舞台とも言われている。
2020年のコロナ禍以降はスピンオフ作品として、本編の3年後を描く「Endless SHOCK -Eternal」が上映されている。
Eternalでは、3年後にそれぞれのキャストが語り手となり、当時の心境が語られる形でストーリーが進行していく。おなじみのシーンは回想シーンとして演じられるため、時計を順に進めるか逆から進めるかの違いである。
今年は本編とEternalの同時上映(日程によっていずれかの作品になる)となっており、わたしは本編の方が好きなので4/22のチケットを購入した。

結論から言えば、行けなかったという話である。
わたしは夜公演のつもりでチケットを取っており、仕事を定時で出ればゆうに開演時間には間に合う予定だった。
発券するような紙のチケットではなく、デジタルチケットだったので、購入してからずっと見返すことはなかった。
前日の夜に確認したところ、昼公演であることが発覚した。
仕事は休めないし、諦めるしかなかった。

事前に知っていたら、とも考えたが、それでも何も対応は取れなかっただろう。
なぜなら、SHOCKのチケットにリセール機能はなく、本人以外の入場は認められていない。
SHOCKは本年を以て帝国劇場の建て替え工事のタイミングも重なり、24年のシリーズに幕が閉じられる。
重ねて、わたしが行かなかった昼公演は記念すべき2000回公演のチケットだった。
また来年観ればいいや、とは割り切れないし、仕事をしながらも泣きたいくらいつらかった。
この日のために仕事頑張ってきたのにさぁ…。

このnoteは、悔やんでも悔やみきれない悲しみを浄化するために書いている。
2000回公演のカーテルコールは、さぞ華やかであっただろう。
2階席の後列ブロックから全体を見渡せる景色、1階の前列の上手からの景色、1階の中列にあるバスの補助席みたいな席からの景色、今まで座ったいろんな席からのカーテンコールの光景を目に浮かべてはその中の一員になろうと努めた。


こんなにも悔やむほど、Endless SHOCKは最高のエンターテイメントなのである。
倍率が上がるのは苦しいけれど、大阪公演、福岡公演もあるので、興味のある方はぜひ行ってみてはいかがだろうか。
わたしのように夜公演と昼公演を買い間違えないように気をつけていただきたい。

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