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【東京散歩】写真展を求めて表参道〜南青山〜六本木

今年の目標のひとつ、月に一度は写真展に行くこと。今のところ、順調に進んでいる。

1月
El camino de Cuba(キューバの道)@ギャラリー冬青

関口照生さんの作品展。
海外はもう長らく行ってないし、行ったとしても語学力が乏しいのでコミュニケーションも図れないし、自分には到底撮れない写真。
そんなキューバの知らない街の知らない景色なのに、なんだか故郷を見ているような安堵感を覚えた。
スタッフさんがいろいろ解説してくれたのも嬉しかった。


2月
まんぷく図鑑@Jam Photo Gallery

ワークショップにも参加しました。この時期から食べ物の写真を撮ることが増えてゆく。

3月
有村架純写真展「sou.」@池袋PARCO

パルコの開店と同時に行ったので、先頭で入場。架純ガチ勢。わたしの後ろほぼ男性だった。
以前に仲野太賀さんをモデルにした写真展にも行ったことあったけど、女性が撮る男性と、男性が撮る女性で対比ができて興味深かった。

そして、4月。

美容院で、このあと少し時間あるからどこか美術館行こうかなーと美容師さんに話したら、六本木くらいなら歩けるんじゃない?と背中を押してもらって、天気も良いので目的地までお散歩。

Googleマップによると、距離は2.3キロ、所要時間は32分。
美容院は表参道で、とりあえず南青山方面へ進む。人が多くて歩きにくい地区を越えて、だんだんと人が減っていく。道の両脇にブティックが立ち並んでいて、ウインドウショッピングよろしく、買い物客の人間観察をしながら通りすぎる。
すっっごい行列だけど表情は晴れやかに見えた。
ヨックモックは立ち寄りたかったけど、道の反対側なので断念。
大きい通りにぶつかったら、根津美術館前の交差点で左折。青山霊園方面へ進む。

青山橋は両脇に立つ桜が絶景で、卒業式で在校生が卒業生を送るときのアーチみたいなやつ、あれを思い出した。フィルムカメラを持ち歩いていて、残り2枚だったからこの景色を撮ろうかなと思ったけど、夜は久しぶりに会う友人との飲み会だったのでその場に取っておこうと思った。この景色は来年また見ればいいし、目に焼き付けておくことにした。

両脇に青山霊園を見ながら、乃木坂方面へ進む。
お線香の匂い、散った桜、色褪せた看板、いろんなものを写真じゃなくて記憶に刻んで歩く。

青山霊園の敷地を越えて、トンネル横の歩道橋を渡ったら、景色はがらりと変わってくる。
乃木坂駅が見えたら右折して、そうすると六本木の高いビル群が見えてくる。
きらきら、ぴかぴか。少し自然の中を歩いていたから曖昧になってけど、ここは東京だったんだって思い出す。
バーニーズニューヨークに吸い込まれそうになったけど、散財しそうなので我慢。

東京ミッドタウンが左に見えてきたら、目的地に到着。

今日の目的地はここ。

東京ミッドタウンの1階にある、FUJIFILM SQUARE。
ミニギャラリーで開催されている自治体主体のフォトコンテスト。港区の名所、四季の風物詩、いろんな魅力を切り取った写真が飾られていた。
一般部門のほかに、中高校生対象の部門もあり、青春時代を駆け抜ける一瞬の煌きがそこにあった。
こういう自治体のフォトコンテストって好きなんだよなあ。その自治体の知らなかった魅力に気づけるし、撮った人の想いも乗せられていて、わくわくする。ガイドブックを見ているよりも行きたいところがたくさん見つかる。

心をほくほくさせながら帰路についた。

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