サニー・ママ

どうでもいいことを真剣に考え、どうでもよくないことをあまり考えなかったり。 まぁ、何…

サニー・ママ

どうでもいいことを真剣に考え、どうでもよくないことをあまり考えなかったり。 まぁ、何となく楽しくて、でも ちょっぴり悲しくて、そして、笑えるような文章を書きたいと思っています。

最近の記事

DJ

ボクは昔、DJだった。 と、いっても全国のリスナーに向けておしゃべりをするDJではなく、もちろんクラブでレコードをスピンするDJでもない。 たった1人の好きな娘に、ボクの好きな音楽を届けるだけのDJだった。 あれは19歳の頃かな。 ボクは京都から夢見がちなまま東京に上京した。 最初は代々木の住み込みのレストランで働く予定でだったけれど、面接当日、今まで話していたこととはまったく条件が違った。 何のあてもないけれど、ボクはその話は断る事にしたんだ。 そうなると泊まる所もないか

    • あの娘

      賢くて物知りな人が好き、と言ってあの娘は笑った ボクはつまらないネットニュースのおかげで、少し物知りになったかもしれない でも、ボクはあの娘の隣で笑っている馬鹿な自分が好きだった

      • 無駄口を叩かず 立ち飲み屋で1杯 テレビを見て肴をつまむ そんな男の背中はかっこよくて でも、なんだか哀しくて

        • 菓子パン

          コンビニで そんなに美味しくはなさそうな大きな100円のパン めちゃくちゃ美味しそうだけど小さな100円のパン パンの前でかなり悩むも、大きいパンを買ってしまう そして、いつも美味しくなかったな、と後悔 この後悔に関しては、100回は超えているでしょう いつか、ボリュームはないけれど、小さくて美味しいパンを買うことのできる男になりたいもんです

          格好つけない それが格好いい 人一倍、格好つけてきた人が言える言葉

          空想

          今までボクは 想像力を不安のために使っていた 今夜はギターとペンを持って、ありふれた歌を書こうと思うんだ

          記念写真

          見たことのない景色より 見慣れたあの娘と 見慣れた景色で記念写真を撮りたい

          想い

          言いたいことを言い合う気をつかって隠し通すくらいなら、ぶつかり合って壊れた方がいい ボクはそんな風な生き方が素敵だと思っていた でも、いつからだろう 言いたいことを言って 虚しい気持ちになる ボクはもう何も言いたくない 我慢をしているわけではない 本当に何も言いたいことがない 自分自身や誰かを傷つけてまでも 言うべきことがない