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製本したいと思い立って。
思い立ったら吉日と、今日は1日誌面構成を考えてた気がする。
今までこちらに投下していたものも4篇組み込みますが、その他は新しく書きます。
全15篇、本文30ページの薄い本ですが、完成したら別名義で出るイベントやBOOTH通販するつもりです。どうぞよしなに。
ORIGINAL LOVEの夜をぶっとばせの歌詞が最高かよって思う。
「今すぐスピードを上げるからキスしておくれ」
この一節にやられる。
写真+文のものは今まで撮り溜めていたものに文章を付けてる流しているんですが、星系の写真は以前天体写真の講習会に行った際に講習会場に併設されているプラネタリウムで撮ったものだったりします。
ちなみに月の写真の方は自宅の天体望遠鏡に携帯のカメラくっつけて撮ったものです。
noteのいいところって、今まで繋がりのなかった方からいいね押していただける事ですね……
元々の繋がりの方もnoteで初めて私の写真や文を見ていいね押してくださった方も本当にありがとうございます。
写真+文のやつ。
今後も書き続けていこうとは思っているけど、30p位で製本したいなとふと。
見開きで1篇、15篇くらいのうすいやつ。
( )と( )の焦点距離
夜明け前のアーケード街を、二人で歩く。
どの店も既にシャッターを下ろしているそんな昔から続く商店街の中を酔っ払いが歩いているのは別段奇妙な光景ではないだろう。
私の前を千鳥足で進む彼が面白くて、思わず携帯のカメラでパシャリとやればその画面に小さくなった彼の背中が現れる。
画面の中の小さな背中を見ていた私が、シャッター音に気付き振り返った彼のその表情に焦点を結ぶまで、あと数メートル。
( 私
わたしの色に染まって
「土によって色を変えるらしいよ」
紫陽花を見ながら、隣に立つその人は無邪気に私へとそう告げた。
「へぇ、しらなかった」
そんな感想をしらじらしく返しながら、土になれたらいいのに。とぼんやり思う。
あなたが紫陽花であるならば、わたしはその花を育む土になりたい。私という土で咲くあなたは一体何色になるのだろう、と。
そしてその葉で、その花で、殺されるのなら本望だわ。なんて、あなたには言える筈ないのだ