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初体験だらけだった、千葉→三重ワンオペ移動

年末年始を夫の実家で過ごすため、12月30日に息子と二人で千葉県松戸市から三重県に移動したときの話。

「新幹線のきっぷ購入」イベントで、年末年始帰省の洗礼を受ける

日本入国後の自宅待機中、ネットでのぞみの指定席を買おうとしたら、12月29日〜31日は「満席」が多く、息子と並んで座れる席を確保できそうなのが30日の朝8:30の新幹線のみ。

コロナの影響であまり人がいないんじゃないかと思ってたけど、全然そんなことはなかった。ビックリした。が、ノーチョイスなので朝8時半のを買った。バスの都合で家を出るのは6時半頃になるけど仕方がない。

ネットで買った切符は、Suicaに反映させるか新幹線の駅の券売機で紙の切符を受け取る必要があるらしい。Suicaはたまたま2つあるからなんとかなるかと思って見切り発車で買ったんだけど、よく調べたら、どうやら息子の分は小児用のSuicaじゃなきゃ駄目っぽい。このときは自宅待機中だからSuica買いにに外出なんてできないし、となると新幹線の駅の券売機で紙のきっぷの受け取りかー。JR東海の駅までって、つまり東京駅まで行かなきゃってこと?えーめんどくさいなー。

移動の当日は朝早いから、きっぷ入手に時間かかるのがイヤだなーと思ったのと、移動の前日に銀座のアップルストアに行くことにしたので、ついでに東京駅の券売機で切符を入手することにした。

券売機も10人待ち?長蛇の列でビックリした。

年夏年始って毎年こうなのか。
勉強になった。

新幹線に乗る直前の「ちっち」コール

そして移動日当日。
息子はおむつが取れて久しい3歳児。だがしかし…

事件の5分前くらい。

新幹線と感動の対面を果たし、清掃が終わるのを待っていたらそれはやってきた。

息子:ママ、ちっち…

私:ち、ちっちぃぃぃぃぃ〜〜〜〜!!!!????

※ちっち=トイレの小の意味

いやいやいや、新幹線の清掃はあと数分で終わるし!
そしたら新幹線でトイレ行けるし!

私:あとちょっとで新幹線乗れるから、そしたらちっち行けるよ

息子:待てない…

私:(ぷぎゃー)

新幹線の発車時間までそんなに余裕ない、
そもそもどこにトイレあるのかわからない、
っていうか目の前(車内)にトイレあるし!と思って清掃中のおばちゃんに「3歳の息子がおしっこもらしそうなのでトイレ使わせてもらえませんか?」と聞いたら、「下のトイレに行ってください」と目も合わしてくれずに塩対応www ですよねーwww 忙しい清掃中に邪魔してさーせんwww

とはいえ、ね、もう緊急事態ですよ。

ここ(ホーム)で漏らしたら大変だし、世間様に申し訳ないし、ヘタしたら乗り遅れるし、

かと言って清掃のおばちゃんが言っていた下のトイレだって、混雑してるかもしれないしそれで乗り遅れるリスクもあるし、そもそも「下」って言われたけどどんだけ近いか遠いかわからない。

乗り遅れた所で自由席には座れるけど、自由席に乗るのにも長蛇の列かもしれない。それもイヤだなー

ちなみに、私のバッグの中には有事に備えておむつが1枚だけある。
でもこの寒空の下、ホームでおむつ履かせる!?寒くない?

とほんの数秒のうちにあれこれ葛藤した結果、おむつしかないと判断し、柱の影になりそうなところに行き、そこで息子におむつ履かせた。

おむつを履いたら安心したのか、息子は結局、新幹線に乗ったあとにトイレに行ってそこで普通にちっちを済ませた。おむつは濡れてなかったwww まぁいいけどwww

新幹線ならいつでもトイレに行けるし、ってことでひとまずは安心。

おむつを持参した自分のファインプレーに酔いしれた。


関西本線の車内でまさかの「ちっち」コール

名古屋で降りて、関西本線に乗り換え。

発車時刻までかなり時間があるので、息子をトイレに連れていき(このときもまだおむつはまっさらのまま)、もはやおむつ不要なんじゃ?と思いつつも着替えさせるのが面倒でそのまま関西本線に乗車。

名古屋で折り返すときに乗客が座席の背もたれを逆に向けるローカルルールに「お〜首都圏じゃ見られない光景だな〜〜〜」と感動するなどした。

このときこの背もたれに視線を奪われたせいで、私は肝心なことを見逃していたんだけど、それについてはのちほど。

さて、関西本線。無事座席も確保した。約1時間ほど乗車予定。

私は完全に油断していた。降りる駅まで1時間弱だけど息子はおむつ履いているし、もうトイレマターから開放されるだろうと完全にタカをくくっていた。

そんなさなか、事件は起きた。

桑名(だったかな)を過ぎたあたりで息子がおもむろに席を立ち、「ちっち…」と言い出した。

小声で「おむつ履いてるじゃん?おむつにしていいんだよ」とささやいた。残り30分もないので、おむつに済ませてくれるのが一番ありがたい。

ところが…


息子:おむつじゃ足りない...


えっ…

とっさに息子のおしりをナデナデする私。

指先に「おむつの重たい間隔」が伝わる。
いつの間に、こんなに...

これは…

この調子だと…

おむつからちっちが漏れるリスクがある…

この混雑した車内で息子からおむつを解き放ったら、ちっちの悪臭も解き放たれるかもしれない…

そして息子からダメ押しの一言。


息子:もうちょっとちっち...


あと20分ちょいで駅に着くけど…

1時間に一本しかない電車だけど…

降りるしかないよね…

😰

というわけで、泣く泣く四日市駅で降りてトイレに駆け込んだ。

あぁ、1時間に1本の関西本線さようなら。
目的地の駅まであと20分ちょいなのに、ものすごく遠く感じる。


おむつはもう予備がないので、息子にはいったんパンツを履いてもらったものの、電車に乗ってまたちっちと言いかねない。1時間に1本しかない電車、ここで1時間ロスしてるのに、またどこかで1時間ロスするなんて耐えられない。そう思った私は、Google Mapでドラッグストアの位置を調べ、息子を連れて四日市駅から歩いておむつを買いに行った。往復20分。スーツケースがらがらしながら歩くのはかなり疲れた。

無事おむつをゲットしたら、かなり心に余裕ができて、ホームで暇なのであれこれ写真撮ったりした。

こんな機会がなければ途中下車することもなかった
関西本線。東海道線の色違い?
これ乗ったらどこに行けるんだろう?
一人だったら間違いなく乗ってた


そして待ちに待った次の電車、1時間に1本しかない貴重な電車に乗って、私は驚愕の事実を目にした。それは、

「電車の中にトイレがある…!!!」

ぷぎゃー、である。

名古屋駅で乗った車両にはトイレがなかったのと、上に書いた通り座席の背もたれを動かすのに視線を奪われて、トイレが車内にあるなんて全然気づかなかった。周りを見渡す余裕もあまりなかった。

ひょっとして、このトイレで着替えられたんじゃ…

とは思わないことにしたwww

ほら、電車混んでたから大人がトイレに行くのも一苦労だし、おむつからちっちが漏れそうな3歳児をトイレに連れていくなんてますます無理じゃん。

と、無理やり「四日市で途中下車した自分たち」を正当化した。

はー疲れた。
6時過ぎに家を出て、目的地に着いたのは14時半。
よくがんばった…
次回以降はもう少し楽になるといいな。

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