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被写体の本来の表情を引き出す、アプローチの仕方。(NLP心理学)

今日は私が日頃実践している、「被写体本来の表情を引き出すアプローチの仕方」をお話ししていこうと思います。

写真撮影で「はい!じゃあ今から笑ってください!」と言われても、なかなかすぐに笑えないですよね?

それは大人も子どもたちも一緒で、無理に笑おうとすると、緊張で顔が引きつって不自然な笑いになってしまい、せっかくの記念写真なのにあまり写真が気に入らなくなってしまって、見返さなくなる、、ということもしばしばあります。

カメラマンは、綺麗な写真を的確に、瞬時に抑えることはもちろん大事ですが、一番重要なのは始めに被写体の緊張をほぐすことではないかと思っています。

自分が撮った写真を、お客様がしまい込んでしまうより、時々見返して楽しんで頂けた方がカメラマン冥利につきますしね◎

これからお話することはそんな場面で使えるNLP心理学を用いての被写体へのアプローチ、声がけ、コミュニケーションの仕方です。


NLP心理学とは?

NLP心理学とは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる心理学です。

その中のVAKモデルと言われるNLPの代表システム、コミュニケーションでの意思疎通を円滑にするシステムを解説していこうと思います。

VAKとは?

V→Visual(視覚)

A→Auditory(聴覚)

K→Kinesthetic(触覚)

人には「利き手」があるように、人は大きく分けて3つの「利き感覚」(優位感覚)というものがあります。

相手の利き感覚を知ることで、相手の感覚に合わせてアプローチができ、コミュニケーションを円滑に取れるようになります。

「利き感覚」の見分け方

では、相手がどのタイプか知るにはどうしたらいいか。

これがとても簡単です。

相手に「今日の朝ごはんは何食べた?」と尋ねて目を観察するだけ。

質問された相手は朝ごはんを思い出すために思考が過去にアクセスしている状態(イメージしている状態)になります。その時の相手の目の動きをよく観察してみてください。

vakモデル

・目を上に向ける→視覚タイプ

・目を横に動かす(耳を意識する)→聴覚タイプ

・目を下に向ける(自身の手元を見る)→触覚タイプ

と相手の利き感覚がわかります。

相手のタイプを知ると、距離の縮め方がわかるようになり、短期間で被写体に信頼して頂ける近道になります。

では、タイプ別に具体的な声がけ、アプローチの仕方をお話していきますね◎

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読んでくださってありがとうございます。頂いたサポートは撮影時に子どもたちを楽しませるものに使わせて頂きます◎