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推しに倣ってユリを活けてみたら、

なんとも不快なこの暑さにはどうやら花も耐えかねるらしくて、

今まで少なくとも1週間は目を楽しませてくれていたお花たちも、最近は2‐3日で音を上げるようになった。


まあ、気持ちはわかる。おまけに雨だし、つらいわ、この気候。



でもそんな中、安定した咲きっぷりを誇るお花がある。

ユリの花だ。



もとはといえば、私の推しの「最近おうちでユリを活けておりまして」との一言に

「私もユリを活ければ少しは推しのようになれる…!?」という大変単純極まりない理由で活けはじめた。

結果として、所詮わたしが推しのような素敵女子に変貌することはまあなかったわけだが、

この暑さにも涼しい顔で見事な安定感を発揮するユリの花に、もういたく感動してしまったのだ。


天候の変化に強い、香りも良い、見た目も華やか。ついでにうっかりお世話をさぼっても、意外とちゃんと咲いてくれちゃうたくましさ。

天は二物を与えず、なんて嘘っぱちじゃないかと言いたくなるほどの優等生なのである。



推しに倣ってユリを活けても、推しのようにはなれなかったけれど、

帰宅して一歩部屋に踏み入れると、あの甘やかな香りがする、というのは、なかなか幸せな気持ちになれるもの。

しばらくのお気に入りになりそうだ。

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