無意識の排除

今朝、仕事メールを確認したら、昨夜に「特段何かあれば」と文書協議が来て、数時間後に終わっていた。
特段何もなかったので担当業務的にはOK。
けれど、毎度毎度のこの仕事の仕方には、違和感しかない。
その中に少子化対策が書かれているのが、何とも虚しい。

平常時と緊急時の区別なく舞い込む業務時間外の対応。
子育て世代は、業務時間外に対応することは難しい。
食べさせて風呂に入れて寝かせる子どもがいる。
子育てしてなくても、別のことに心血注ぎたい人だっている。

必然、これ系の仕事に対応するのは、そうではない人たち(子育て世代であってもその分担をしていない人はこっち)。
子育て世代を排除する仕事の仕方が消えない。

国の人たちは、しっかりいい文書にしようと思って、結果的にギリギリまで昼夜問わずやっているのだとは思う。
それができる人たちが相変わらず多数だから、子育て世代なんかを排除さして多様性やら子育て支援やらを語るおかしさに、誰も気付かないのだろう。

無意識な排除。
虎に翼の穂高先生も海野先生も、結果としては同じだったな。



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