京都大学の学生のときから
恵文社さんでの展示も折り返し。恵文社さんはわたしにとって長く思い入れのある場所です。
初めて行ったのは19歳のとき(もう21年前!)。当時わたしは京都大学の学生で、大学のそばに住んでいたけれど、彼(いまのだんなさん)が一乗寺に住んでいました。
その当時から静かな個性のある存在感たっぷりの豊かなお店で、彼の家の近所にあるステキなお店の一つでした。今から思えば歩いていける距離に恵文社さんがあったなんて贅沢だったのですが、学生はとりあえずお金がないので、誰かに贈り物をしたいときなどに恵文社さんへ行ったりしていました。
社会人になって夫婦になって京都を離れても、子どもたちを授かっても、京都へはたびたび遊びに行って、家族で恵文社さんもふらっと覗くような感じでした。ミトンを編むようになってからも自分が展示できるような場ではないと思っていましたが、ヨーロッパ生活と本の出版が縁を作ってくれて、こうして恵文社さんで展示やワークショップができることになっています。
その縁を見つけてくれたのが毎回お菓子を作ってくれるbecoのゆみこさんと、恵文社生活館のスタッフであるOさんです。お2人には感謝しかなくて、そして2人とも素敵な人すぎて、今年の展示もこの3人でかたちづくることができてしあわせです。
今回は【source】というテーマで展示をしていて、ミトンのデザインソースになった事柄をわたしの撮り下ろし写真と文章で紹介しています。
こういう展示ができるのも恵文社さんならでは。
今回アップした写真は、展示写真としては採用しなかったものたち。他の写真はよかったら恵文社さんでご覧くださいね。
いろんな方の力を借りて表現することをし続けていきたいです!