ナムジュンへ

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今年の初めに“愛しているという言葉をそのまま愛しているという言葉として聞こうと思います”と言っていたあなた、そんなあなたの言葉を聞いたとき、ほんとうにすごい人だな、と思ったのをよく覚えています。歳を重ねるにつれて、自分に対して発せられた肯定的な言葉をそのまま素直に受け入れることが難しいことが多くて、どうしてこうも捻くれた考え方をしてしまうのかと自分に呆れることもあるけれど、その度にあなたのこの言葉を思い出して、自分を少しだけ、ほんの少しだけだけど、肯定してあげられる自分がいます。自分を愛するということがどれだけ難しいかということに日々直面している私だけれど、きっとあなたに出会っていなかったら今みたいに自分のここは好きだな、と自分の中で認めることができる自分に出会えていなかっただろうし、ほんとにあなたには感謝しています。ありがとう。

生まれた国も違う、話す言葉も違う、そんなあなたと私だけど、あなたが紡ぐ言葉はどれも不思議と私の心にすっと入ってきて、張り詰めていた糸を少しだけ和らげて、呼吸を楽にしてくれるような気がします。私にとってあなたは心の栄養みたいな存在なので、これから先もずっとずっと共に歩んでいきたいです。

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今日はあなたが生まれた特別な日なので、どうしたら私があなたのことをどれだけ好きか、どれだけ大切に思っているか、伝わるかなと色々と考えた結果、あなたが私にくれた言葉(歌詞)を引用することが一番だなと思ったので、そうすることにします。突然ですが、“もし俺という存在をたった少しの言葉で言えたなら 神様はこんなにたくさんの美しいものを創らなかっただろうな”というPersonaの歌詞が私の中の”あなた”そのものですごく好きです。日々の生活における出会いを通して、新たな感情に出会い、自分の中で何かを発見する。そうすることで少しずつ自分を形成し、人生の終わりを迎えるとき、これまで記憶のかけらを通して、ああ自分はこんな人だったんだなと客観的に気づく。自分はいったい何者なのか、最終地点は必ずしもそんなにはっきりしたものである必要はないのかもしれないな、こんな風に考えるキッカケをくれたのはあなたです。結果も重要だけど、そこに辿り着くまでの過程はもっともっと価値のあるものだと教えてくれたのもあなたです。

今日ひとつ歳を重ねるあなたのことをたくさん考えていた分かったのですが、私はキム・ナムジュンという人がすごく好きみたいです。だからあなたがステージに立つことを望み、目に見えるところで、声が聞こえるところで、たくさんの希望や愛情を今も現在進行形で届けてくれていることにすごく感謝しています。

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“自分が時々みすぼらしく感じるとき、ふと顔を上げてそばにいるメンバーを見ると、急に「僕たち」が大きく見える。すごく不思議だ”と言っていたあなた。きっとメンバーもあなたに対して同じように思っていますよ。いつも私たちのリーダーとして先頭に立ち、堂々とそこに居てくれてありがとう。そして、全ての気持ちを言葉で伝えるのは無理だと分かっていても、いつも言葉にして伝えることをやめないでいてくれてありがとう。あなたの言葉は、言語の壁を簡単に飛び越えて、たくさんの人たちの心に届いているということをどうか知っておいてね。SPEAK YOURSELF FINALで”自分のことを少し愛せるようになった”と言ったあなたが今この瞬間も、ありのままの自分を肯定し、明日に希望を感じる日々を送っていることを願います。ナムジュナ、いつもありがとう。大好き。

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