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長女からのLINEに思い巡らせ


なかなか連絡をしてこない一人暮らしの長女。

珍しく、LINEをしてきた。
どうやら、一人で本屋に行って、暇な時間だったのだろう。

本の表紙の写真が、ピコンと貼られて送られてきた!

一言「面白そうな本見つけた」

唐突😅(ま〜いいけど〜)

本のタイトルは、

『傷つきやすいのに刺激を求める人たち』
〜HSS型 HSP研究の最高権威によるバイブル〜
トレーシー・クーパー著

あ〜自分のことを理解したいのかな〜
自分のことと重ねて読んでいるのかな〜

なんて想像をしました😊


かくれ繊細さんかぁ……


そうだね〜
確かに、気付かれにくいところがあるかもね😅

のんびりおっとりな雰囲気だけど、好奇心旺盛で、
鈍感だけれど、よく観察していたりして繊細で……

かけ離れた面を持っているから、その中間を取ることが難しい。
周りにもわかりづらいよね……
(怠けているようにしか見えないし、傷つかないような風に見えるし)


長女がその本を手にしたことも、少しわかるような気がした。




長女は大学で心理学を専攻している。

自分の中にある生きづらさを感じてきたし、愛着についても何か感じていた。
人の心理と行動についても関心あるようだ。
時々、私の専門書を持ち帰り、読んでいたりする。

小学校、中学校では、保健の先生やスクールカウンセラーさんと話をすることを気に入って、よく足を運んでいた。友達が悩んで、長女に相談にくると、娘はその場所をすすめ一緒に付き添い橋渡しをすることを好んでいたこともある。
実際、本人も数回お世話になっていて、その良さを体感していた。


長女が小さな頃は、私とペースが合わず、言ったことが響きにくい子だった。
ぼけ〜としている娘に苛立ち、感情的に怒りをぶつけてしまったこともある。
子どもは大好きで、いっぱい一緒に遊んできているし、愛情も注いでいるが、
心配できちんとさせたくて、厳しくしていたこともある。


長女が小さな頃は、まだ発達障害について詳しい知識は知らず、
また、自分ができてきたことを自分の子どもができないことはないと
思い込んでいたところもあった。

長女が多感な思春期の頃は、私の生い立ちや実母との関係も理解し、その私と自分の関係を考え深めてもいた。小さな頃は母子分離不安あり、愛着の負の連鎖を感じていたり、一緒に母子間の愛着について話をしたこともあった。

1年間の留学から帰国した高校の時、長女は自分が発達障害なのではないかと疑問を持ち、心理検査を受けたいと言ってきた。私自身も実母とのことが限界に達していたため、一緒に二人で精神科を受診した。
結果、親子共にかなり凸凹はあるけれど、診断というものはされなかった。


心理学に興味があるのも、学びたいと思う気持ちも、
わかる気がします☺️


現在、成人を超えた長女とは、親子を超えた友人のような関係になり、
少々、近すぎているのか?信頼されているのか?
普通親に話さないよね?というところまで暴露する(笑)😅

親の立場で話せば小煩いことを言いたくなるが、
同じ立場になれば、同級生のような理解で会話ができる。

受け入れられることをわかっているから、いろいろな話をするのだろう。
嘘をつかれるより、素直に話してくれて私としては有り難いことだ。

きっと、年の離れた姉のような感覚でいるのだろう✨




長女がこの本を手に取ったことに、
私の中で、今までのことが頭に浮かび、
なんとなく少し引っかかりを感じていた。

小さな頃に、厳しくしてしまったことや、
母子分離不安を持たせてしまったことなど、
過去いろいろとぶつかってきて傷を負わせてきたかな……

数年前に、長女が冗談半分で私がしてきたことを
「虐待〜」「毒親〜」と言ったことがある。
それが心に少し残っている。
半分冗談、半分本音、そんなニュアンスで受け取ってしまった私。


今でもまだ少し、長女は、意識していないところで
そう感じていたりするのかな?
ちょっとだけ心配をする自分がいた。


LINEで少しやり取りしていた中で、
私も唐突に、そのことを投げてみた。


「長女から見て、私は毒親だったのかな……😢」

間髪入れず、

「そう思ったことないんだけどなんで笑笑」


笑いの返事がきた!


私の考えすぎだったようだ!(笑)😂😂😂




〜長女と私〜




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