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トキワシノブ

最近ふらっと寄ったフラワーショップで買った『トキワシノブ』お店の奥のしたの方に置かれていてなんと380円即決でした。

植物名:トキワシノブ

科名:シノブ科

属名:キクシノブ属

原産地:中国

耐寒性:強い

耐暑性:強い

特徴:トキワシノブは着生植物。着生植物とは、地面に根を生やし自生するのではなく、他の植物に着生し自生する植物。なので通常は土の上で栽培しませんが、コケや水分の多い土を使用することによって鉢植えで育てることが可能。栽培し年を増すごとに根茎が渦巻き、ぐるぐるになってヘビがとぐろを巻いている格好に見えるのが特徴。トキワシノブの葉は、葉の根元から先端に掛けて、長い葉から短い葉へと変化し、逆三角形の様に生える。トキワシノブは生長するにつれて鉢を包み込むように丸くなっていく。岩にも着生できる。

日光:トキワシノブは真夏の直射日光に弱いため半日陰で管理。
【屋外】
春~秋にかけて屋外で管理することができる、夏の直射日光を当ててしまうと、刺激が強すぎて葉焼けを起こしてしまう、30%~50%の遮光。遮光率はそれぞれの環境に合わせて調整。気温が高ければ高いほど葉焼けは起きやすくなる、40℃を超える場合は日陰に移す。

【屋内】
耐陰性があるので、屋内でも大丈夫。しかし、日光がよく当たった方が健康な株になるので、なるべく日光が当たる場所に置く。室内だからと言って直射日光を当ててしまうと葉焼けを起こしてしまうので、レースのカーテン越し程度の日光を当てる。

【置き場所】
高温多湿に強く、耐陰性もあるため、室内の日光が入る場所なら大丈夫。 ただし、エアコンなどの風が直接当たると葉が傷んでしまうので、直接当たらない場所に移動。日光の入る浴室などに置くことも出来る、熱いシャワーやカビに注意。

温度:
低温に強いので、-5℃以下にならない様に気をつけましょう。ベランダ等で育てる場合は、外の気温が5℃ぐらいから室内に取り込むと安心。気温が10℃前後になると成長が緩慢になる。

用土:
トキワシノブに使う用土は通常園芸に使う赤玉小土や腐葉土ではない。使用するのは山野草用の用土(鹿沼土など)。園芸店などで購入可能。より良い環境で成長させたい場合は、この山野草用用土だけでなく、コケを使用すること。トキワシノブは着生植物なので、水分のあるコケを土の上に敷くだけで格段に着生率が良くなります。

水やり:
トキワシノブは気温が低くなると休眠するので季節や気温(室温)によって水やりのタイミングを変える必要。

【気温が10℃以上のとき】
主に春~秋の成長期では土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与えるようにします。
  
【気温が10℃以下のとき】
トキワシノブは気温が10℃前後を切ってくると成長が緩慢になる。そのため、水をあまり必しなくなる、水やりの回数を減らす。具体的には、土の表面が完全に乾燥してから2~3日後に水やり。トキワシノブを乾燥させて樹液の濃度を高めることで耐寒性を上げる事が出来る。水やりの回数を減らしてトキワシノブの葉が落ちてきたりするようならば水やりの回数を増やすなど調整。

【葉水】
葉水は乾燥を防ぐだけでなくハダニやアブラムシなどの害虫を予防する意味もある、毎日1回は霧吹きなどでするようにしする。トキワシノブは葉にホコリが積もりやすいので、葉水のときに濡らしたティッシュペーパーか、ハンディモップを使って拭く。

肥料:
トキワシノブは極端な寒さには弱い、基本的には丈夫な植物。元肥をあげる必要も、追肥を施す必要もない。どうしても成長具合が気になる場合は、生育期である春から秋にかけての季節に液体肥料を施す。頻度は月に一度あるかないかで十分。

通称『猫の手』なんて呼ばれていたりしていて見た目も可愛く、育てやすいのでおすすめです。私は大きな鉢で育てていたやつを枯らした経験がありますが。。。今思えば苔玉の大きいもので育てていたけど、中の用土がスカスカになっていてそれが枯れた原因な木がします。今回のものはサイズも小さく育てがいがあるので枯らさないように気をつけないと。

#観葉植物 #緑のある暮らし  

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