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ソード(思考)をソード(思考)で斬る

本日は、週に一度のタロット小アルカナ講座の7回目、
「ソードの数札」について、でした。

タロットカードのフルデッキの中でも、
一番難解な部分、と言って間違いないのではないか、というパートが、
「ソードの数札」についてではないか、と思います。

小アルカナ講座をオンラインで開講するにあたり、
これまで10年間積み上げてきた理論を、もう一度整理し直し、
テキストも0から構築し直したのですが、
再構築にあたり、もっともやりたかったことが、
この「ソードの数札」について、
マルセイユタロットとウェイト版タロットの間の隔たりの部分を埋める、
ということでした。

オリジナルタロット「やさしいタロット」を作る上でも、
タロットカードにありがちな「怖い」「ネガティブ」「わかりにくい」
というイメージを払拭するための工夫をモリモリに盛り込んだのですが、

この小アルカナ講座でやりたかったことは、
「ネガティブではない、真の風のスートの姿」
というのを浮かび上がらせることでした。

元々、タロット小アルカナとの最初の出会いがマルセイユ版だったので、
私には、小アルカナカードは絵札ではなく、
単なる記号としての剣と数のイメージで学び、
ソードのスートに、そんなに極端なネガティブイメージを持っていなかったのですが、後からウェイト版の数札を知って、その恐ろしい絵柄に、
戦慄してしまったのを覚えています。

剣という象徴のもつ、血なまぐさいイメージが前面に押し出されているこの絵柄が、世の中に出回っているタロットカードのほとんどなのだ、ということに、衝撃を受けたのです。

同時に、自分が先生から教わった「ソードのスート」と、
ウェイト版のカードのイメージとの間に、
ギャップがあり過ぎることにもモヤモヤしていて、

伝統タロットであるマルセイユ版と、
最メジャータロットであるウェイト版の間に、
一体何が起こって、こんなにソードの解釈に差ができてしまったんだろう。
と、腑に落ちなかったんです。

ですので、
この講座を作り直すことを決めた時から、
「風のスートのギャップを埋める」
を、大きな自分のミッションとして、
数ヶ月かけて剣のスートと向き合ってきました。


今年の6月5日のnote。
ソードについて考えすぎて、ちょっと煮詰まってる頃。

真剣で、真面目で、かっこよくて、爽やかでスタイリッシュな、
そんな「風のスートの素敵さ」も、あるはず。
もっと、軽やかな風のスートだって、あるはず。

と、それこそ「ソード」の「思考・分析」をフル回転しながら、
自分なりの「ソードの世界観」を展開してみました。

まだまだ、奥が深くて、
自分では、まだまだ研究し足りない点がいっぱいあるのですが、
とりあえず、数年越しでずっとやりたかったことが、今日はできたので、
感無量です。

この、オンラインのタロット講座は、
あと数回で一区切りを迎える予定なのですが、
この講座が終わった後に、
次の講座を作るのが良いのか、
第二期のニーズがあるのか、
って、今、ちょっと迷っています。

始めた当初は、
オンラインスクールの動画の撮影のための講座で、
次回はない、というつもりだったのですが、

作る前に自分が想定していたよりも、
ずっとずっとクオリティと密度が高いものができたのと、
動画で伝えるよりも、やはり、オンラインでもリアルタイムで行う講座の方が、はるかに面白い、ということを実感したので、
もし、受講希望の方がいらっしゃるのであれば、
再びこの講座リアルタイムオンラインの講座を復活させたい、
という思いが強くなってきています。

ですので、
受講してみたい!興味がある!
という方は、
ぜひ、一報メッセージをいただけたら嬉しいな、って思います。

数人集まれば、大アルカナ講座も、小アルカナ講座も、
開催検討したいと思っていますー。

いやぁ、
頭使ったわー。
今日は久しぶりにビールだな、ビール。

ではでは。また明日。
すみぃ でした。

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(こちらでも、練習会無料はついてきます。)




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