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手しごととすもも荘の話~Artist-in-residenceへの道~

こんにちは、那覇支局のChieです。
2021年もいよいよ大晦日!このひと月はどんなふうに過ごされましたか?今年一年を振り返ったり、新年を迎える準備をしたり、、、?私を含めすもも荘メンバーも師走らしく忙しく過ごしていました。気温が下がって乾燥が強くなってきました、なにとぞご自愛くださいね。

乗鞍すもも荘は、信州(長野県)乗鞍高原でアーティスト・イン・レジデンスを目指す、コリビングハウス&コリビングスペースです。

アーティスト・イン・レジデンス(Artist In Residence)とは

アーティストが一定期間ある土地に滞在し、常時とは異なる文化環境で作品制作やリサーチ活動を行うこと。またはアーティストの滞在制作を支援する事業のこと。略称は「AIR」。ヴィジュアル・アートに限らず、演劇、パフォーミング・アーツ、ダンス、学術研究など様々なジャンルに対応しており、奨学金の有無、設備、受け入れ条件などは各制度によって異なる。
AIRの実施目的としては、優れたアーティストの創作・生活支援、地域文化の振興、異なる文化を持つ国や地域とアーティストとの交流、情報や人的ネットワークの促進といった利点が挙げられる。

美術手帖 、AIR_J(日本全国のアーティスト・イン・レジデンス総合サイト) より引用

へえぇぇぇ...、そうなのか。初めてToshieさんから「アーティスト・イン・レジデンス」というキーワードを聞いてから早2年半ほど立ちますが、まだまだ完全に理解していない私です。

そもそもアーティスト・イン・レジデンス(AIR)を乗鞍すもも荘で目指す理由と、こんな人に来てもらいたいなあというペルソナを今回はお届けしたいと思います。

手しごととすもも荘についてタグってみた

アーティスト(Artist)と一言で言っても、多種多様。Wikipediaによると以下の分類になるそうです。

・作家・クリエイター・クリエイティブディレクター・アートディレクター・漫画家・アニメーター
・美術家(版画家・彫刻家・彫工/彫物師・造形作家・陶芸家・工芸家・人形作家)(画家・書道家・建築家・建築士・写真家・デザイナー)(宝飾家・篆刻家・染織家)
・著作家(評論家・批評家・小説家・詩人・歌人/俳諧師)
・映像作家・劇作家(映画監督)
・音楽家(作詞家、作曲家、演奏家、作詞家、歌手/ディーヴァ、演奏家)
・舞踊家・舞踏家・ダンサー・パフォーマー
・能楽師・狂言師・神楽師・浄瑠璃師・田楽師・雅楽師・舞楽師・猿楽師
・歌舞伎役者・舞楽師・邦楽家・箏曲師・講談師・花火師・奇術師
・造園家/作庭家
・茶道家
・華道家
・美容師
・アーティスト/女性アーティスト
・フラワーアーティスト・ヘアメイクアーティスト・メイクアップアーティスト
・コンテンポラリー・アーティスト・ネイルアーティスト・プロップアーティスト
・タイダイアーティスト・バーレスクアーティスト
・大道芸人(ヘブンアーティスト)/バルーンアーティスト
・からくり師・キネティック・アーティスト
・スタイリスト

あわわわ、思っていたよりも範囲が広そうです。すもも荘が想定する「アーティスト(Artist)」とは、具体的にどういったお仕事、作品を製作している人(たち)なんでしょうか。

Instagram(インスタ)で、#artistinresidence をタグってみました。
https://www.instagram.com/explore/tags/artistinresidence/

Painter(画家)

最初に目がいったのが絵描きさん。水彩、油彩、日本画、グラフィック、、どれがいいのかな。

「これだ!」ってイメージが湧いたら、黙々と描き続ける集中力と「描けない時はなにもしない」と潔さを持つ、映画『魔女の宅急便』の絵描き、ウルスラのような感じでしょうか。

Dancer(舞踊家)

自然の中に素足で飛び出していって、ひらひらとはためくように、全身を使って表現する「ダンサー」というより「舞踊家」も想像ができます。

俳優としても活躍されている森山未來さんのように、頭のてっぺんから爪先指先まで神経が研ぎ澄まされたような方が、乗鞍の自然の中では、どんな表現が生み出されるんだろう。想像するだけでワクワクしますね。

Musician(音楽家)

乗鞍が在する松本市で毎年8、9月に開かれる世界規模の音楽の祭典「セイジ・オザワ 松本フェスティバル(旧称サイトウ・キネン・フェスティバル松本)」が行われており、音楽との縁は切っても切り離せません。

Toshie姉妹の音楽のルーツの一つは、ペンションマドンナのゆっこ先生のピアノ教室です。アルプスの中に響き渡る楽器や歌声は最高に気持ちがいいです。

Craftman(工芸家)

木、土、水、花、枝、葉、花、草、など多種多様、いろんな材料に囲まれているすもも荘の敷地や、その他の山や森。インスピレーションを受けて、どんな作品が生まれるのでしょうか。

長い冬を越すために部屋に飾るリースや、ハーブを入れた手作りソープなど身近な品々が生み出されるのは、自然豊かな環境ならでは。香りや手触りなどの五感を通じて「余白のある暮らし」を実現できたらとてもうれしいです。

Jewelry Designer(彫金家)

専門のデスクで、歯医者さんのような器具を使って金属や宝石を加工していく過程の中で水が綺麗な環境というのは、良い作品づくりの一つのメリットのようです。(精密な時計もそうですね!)

他にも...
Potter(陶芸家)

Darning(繕い刺繍・ダーニング)

Dyeing・Weaving(染織家)

すもも荘がアーティスト・イン・レジデンスを目指す理由の一つは、乗鞍の過疎化を逆手にとって、落ち着いて豊かに制作できる場所をアーティストに提供したいという思いや、地域の子供たちや大人たちがクリエイティブな環境に身を置くことで、地域の魅力を盛り上げたい!という思いがあります。「こんなええとこあったんか!移住したる~」という意気込みのあるアーティストさん募集します。

描いたら(書いたら)叶う、と信じているので、こういう方々に集まっていただいて、住んでいただいて、芸術家が住む村(今は松本市だけど)になっていったらいいなと願ってます。

まとめ

すもも荘が目指すアーティスト・イン・レジデンスを想像する時に、どんなアーティストさんが暮らして、何が作り上げられるのかな?と想像しながらタグっていました。

世界各地のアーティスト(Artist)、そしてアーティスト・イン・レジデンス(AIR)があることがわかりました。

深い、実に深い世界ですが、春・夏・秋・冬。乗鞍の四季の中でどんな景色が見えるのかな、とても楽しみになってきました。

そうそう、すもも荘メンバーもそれぞれの世界観を表現するアーティスト揃いでしたね!
Toshie:Basist、Seth:Image Creator、Fukiko:Painter、Ayumi:Illustrator、Setsuko:Desiner、Chie:Photographer

2021年最後のnoteになりました。
今年一年ご愛読くださりありがとうございました!また来年もどうぞよろしくお願いしまーす。

Author:Chie
Special Thanks for All!! (includes Sumomoso menbers and you)

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Author:Toshie

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