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壮絶な2週間

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ご存知の方もおられると思いますが、私は鬱歴13年です。
まだベテランではないかな。

13年間色々な日がありましたが、徐々に寛解に近づき、2018年の12月から認知症対応型老人ホームの看護師として働き始めました。
同僚にもまあまあ恵まれ、順調に働いていました。

しかし、2021年頃から朝起きてもしんどくて、出勤10分前まで寝る。出勤してからは普通に仕事ができる。仕事が終わり家に帰ると倒れてました。

その時は気づかなかったのですが、完全に鬱の再発です。
休職期間を得て、2022年9月いっぱいで退職しました。


休職中からですが、ほとんど寝たきりでした。もう全てのパワーを使い切っていたのだと思います。

そこから薬を色々試したり、自分自身を甘やかす!を決めて、治療を進めました。

なかなか調子が上がらず主治医も薬を考えてくれたり、私も生活スタイルに注意するなど行っていき、今年に入ってやっと動けるようになり、まずは寝たきりによってガッツリ落ちた体力を戻すべく、一日午前・午後家の周りを散歩することにしました。
リハビリですね。
測ったら200mありました。
途中2周いけるかな?と思って試したらしんどくなってしまってダメでした。


まあ、ボチボチやろう。と思っていた矢先
2月になって色々な作業を頼まれました。会計の伝票書き、行事の封筒のプリント、名簿の打ち込み、ふれあい食堂のインスタ開設・管理。
自分では受けたもののちょっと自信がなく、期日は迫ってくるので知らぬ間にプレッシャーになっていたようです。
たったこれだけのことです。
以前の私なら楽勝で終わっている作業量です。

そこで一旦壊れました。

「死にたい」


今まで「消えたい・最初から存在しなければよかったのに」と思うことはあっても「死にたい」は初めてでした。

慌ててメンタルクリニックを受診しました。
慌ててお薬も増えました。
自分、いつの間にこんなにポンコツになってたんだなぁ…と情けなくなりました。
お薬のおかげなのか、「死にたい」が一旦治まりました。
なくなったと言っても、死にたい気持ちを薬で無理やり抑え込んでいる感じで、頭の中で死にたいと薬が戦ってる感じで、どーも気持ち悪かったです。
今までの人生で体験してきた辛かった事、辛かった気持ちが脳をかすめるという現象は続いていました。


2週間経った今日の受診

  • 前回受診より5日間ほどは辛かった事、辛かった気持ちが脳をかすめるという現象が続きました。

  • 辛かった事、辛かった気持ちがフラッシュバックで鮮明にバシバシ脳内に現れるのです。これはなかなか強く、耐えられず自分で自分の頭をガツガツ殴りました。殴った後は頭が少しボーッとしてフラッシュバックはおきませんが、2日間やってみて、これ…自傷行為だ…と気付き、止めました。

  • フラッシュバックは続きます。そこでまた「死にたい」と思ってしまいました。死ぬ勇気も死ぬ体力もないのに、とにかく死にたい。2日間ほど悩まされました。

  • 脳みそがグチャグチャになったような感覚になりました。何も考えられないのです。何も考えられないから「死にたい」とも思わないのです。自己防衛なのかとも思いましたが、これはこれで不便で、今日は何曜日で何日かを何回も確認しないといけなくなってしまいました。生きてることにリアリティを感じられなくなりました。

  • いつも少しでもメリハリをつけようと、朝起きてご飯を食べたあと、そのまま茶の間でゴロゴロしているのですが、それができなくなりました。陽の光やテレビの動き、テレビの音などが頭に響くのです。仕方がないので寝室で目にタオルを当てて布団で休みました。

  • 今まではゴロゴロしながらもテレビを観たり、歌を聴いたり、スマホをさわったり出来ていたものができなくなりました。

  • 生きているだけで自分のキャパがいっぱいみたいで、トイレに行く、ご飯を食べる、スマホ15分程触る等、たったこれだけで動悸・息切れの発作がでてしんどくなるのです。生きてるだけでキャパオーバーって…なんやねん


そう、ただ生きてるだけなんです


なんで私は生きてるんだろう。
何も出来なくて、ほんとになにもできなくてただただ生きてる。

このままだと「死にたい」が出てくるのも時間の問題だと思いました。

そして、今日の診察でまた薬が増えました。


なんとか復活してほしいです。
ちょっと今回は今までにないくらいヤバイ感じです。
ほんとにちょっとのきっかけで「死」を選んでしまいそうです。


なんでこんな事をnoteに書いたかというと、誰かにこの辛さを聞いて欲しい。たぶん病気の症状は理解してもらえないと思う。
でもただ聞いて知ってもらいたかったんだと思います。


押し付け記事みたいになってごめんなさい。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。


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