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コーヒー。邪視除けのお守り。思春期の子供たちの不安感。

★写真は今朝淹れたコーヒー。今日はたっぷり飲みたかったので15gの豆を粗めに挽いて、400mlの温めのお湯で落としてみました。
15gは多かったかも。昨日よりやや濃さが過ぎてたかも。
でも、アリ。美味しかったわ。

今日はウチヒサールと言う町でちょっとした打ち合わせがあって
行って帰って来るついでに、鳩の谷の横でナザールボンジュウの木みたいな
風景の場所があったので写真を撮ってきました。
ナザールボンジュウと言うのはイスラム信仰とはやや違うトルコの土着信仰の名残で、日本語では「邪視除け」と訳されています。
世界で一番焼きもち焼きだって言われるトルコ民族ですが、他人様の成功や幸せを心の底から喜べない人情の機微を古(いにしえ)から自覚しています。
人を羨む妬む気持ちは押さえられないでしょ、だから、それはこのナザールボンジュウで除けとくわ、と言う訳です。
もう、妬みスガ見はあることが前提!
なんて潔いっ。
赤ちゃんが生まれたり、新しい車を買ったり、家建てた時、なんてナザールボンジュウは欠かせないアイテムです。

ナザールボンジュウ

ガラス細工なんで、壊れたら邪視から守って割れた、と言う意味になります。また買い直せばいいのです。

今朝、息子くんと大笑いした中二病エピソードは、そのままFBでシェアしたので、ここでもそのままコピペしますね。
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今さっき
コーヒーを淹れて、飲もうと思ったら洗濯機がピーっと言ったので
急遽洗濯物を干しにかかりました。

今日は寝具類の大物を洗ったので、いつもの洗濯物干場ではなく、裏のバルコニーで作業をしていたのですが
途中で、血相を変えて息子がバルコニーに飛び出して来ました。

遠隔授業の休憩時間に、
ふとキッチンを見たら、淹れたての熱いコーヒーはデスクの上、携帯も置きっぱなし、鍵も靴も鞄もいつもの場所にあり、お母さんだけがいない。
トイレや自室も空。

ああ、お母さん、異世界転生してしまったのでは!と思って
家中を走り回ってバルコニーで私を発見した模様です。🤣

「実は、この一瞬でお母さんは、あっちの世界で大冒険をして、歳もとって死んでしまったところで、今ここに戻ってきたんだよ!会いたかったよ息子よ!」と言って抱きついたら大ウケしました。

息子14歳、こんな話で一緒に遊べるギリギリのお歳かも🤣🤣🤣
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☝ 息子くんとの間でめっちゃ笑い話で終わった話です。

でね、

夜、
夕飯食べた後で
私は友人のナタリアの家にお邪魔してGAILS TALK NIGHTをする予定だったんですね。
息子クンにも伝えていて、一緒に夕飯食べてから、美味しいワインを買ってナタリアの家を訪問しました。

美味しいワインを飲みながら
お腹が捩れるほど笑う、楽しい一夜だったんですが

21時半ごろから
息子くんの「いつ帰って来るんだコール」。

は?

家に帰ったって、息子くんはオンラインゲームをして
別に私と一緒に映画を観るとか、ハーブティを飲むとか
早く寝る、とかじゃありません。

じゃ、なんでそんな電話してくるの?

一人で家に居るのが怖いの?辛いの?

そんな訳でもありません。

ナタリアと、母親的な分析をします。

彼女にも17歳になる、カナダの全寮制の高校に通う娘さんが居ます。

彼女の娘さんも、パンデミック前は、いくら電話しても煩がられてしまって
寧ろ、お母さん側が、頻繁に連絡を取る様にしないとコミュニケーションが成り立たない様な感じだったのに、
そんな自立した娘さんが、今は毎朝、と言うかカナダの毎晩、トルコの毎朝、毎日電話してくるんだそうな。

母親的には嬉しい悲鳴。

多分、子供たちは不安なんだと思う、と。

我々は、酷い混乱も、今回のカオスも
何とか、何となく、何でもいいから、自分なりの整合性を見つけて
無理やりにでも、どっかの知ってる棚に収めようとしてる、と。

でも、17歳や14歳の子供たちは蔑(ないがし)ろに出来る人生の伸びしろも
あるようで実は全然ない。

不安なんだよ、と。

息子くんが言った異界転生、ってYOKOは嗤うけど
そのレベルで
不安に、世界がどうなるか分からないって気持ちでいる子供たちは沢山いるよね、と。
感性がまともであればあるほど、必死に整合性を自分なりに求めているのかもね、と、言う話をして

そうかもな、と思えました。

なので、大人しくすぐに帰ってきました。
故に冷静に、今noteが書けています。

なんとかなってるようでいて
若い感性は、それなりに大変なのかも。

でもね、

我々だって、ちゃんと大変だったんだよ。
それなりの時代性のダイナミズムの中であっぷあっぷしながら
泳いでいたよ。

若い感性よ!

君たち、なかーま!

全ての友人たちと、若い感性に健康と幸運を!

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