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あなたにも本当に殺して欲しい人はいるか?【映画不能犯note①】

本日DVDにて映画『不能犯』を見た。

以前から見たかった映画でとても楽しみにしていた。

この映画はある電話BOXに殺したい人の名前を書くことで殺しの依頼が出来るというものだ。

ただし条件があり、殺したい想いが不純だと受け入れてくれず逆にターゲットになってしまうというものらしい。

世の中には殺したいって思う人がいます。
って人は残念なことに案外多くいる。

この映画にもあらゆる人のバージョンが描かれているが、果たして本当に殺したいくらい憎い人がこの世からいなくなれば幸せは訪れるのだろうか?

私はそうは思わない。

人間は実は紙一重の世界で生きている。

どれだけ普段いい人でも何か一歩歯車が狂えば、殺人者や犯罪者側に行き兼ねないと言うわけだ。

よくニュースでも犯罪者の友人や知人がインタビュー受けてて
『誰にでも挨拶するし優しくて近所でも評判良かった。』
とか言ってますよね?

要するに言い換えれば今嫌な人から逃れても、どっかの機会で嫌な人とはまた出会うだろう、ということ。

じゃあその度に人を殺すか。


って現実そういうわけにはいかないよね?

嫌な人がいたら、1番いいのは

その環境から逃げることだと思う。

戦うのもいいけど思ってるより精神的被害を受ける可能性もある。

第一どうでもいい人と関わっていいことが起こる可能性の方が極めて低いよね。

あなたの居心地のいい環境であなたは過ごすべき。

そしてその環境を作るのも選ぶのもあなた自身なのだ。

不能犯のように自分を変えず殺しを依頼するより、自分が幸せに向かって進んでいく方がよほどいい人生に近づくのではないでしょうか。

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