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だが、時間がない。

やりたいことがたくさんあるし、
やらなければいけないことも、山のようにある。

だが、なんと言っても時間がない。

仕事もしてるし、家事もあるし、
そんな時間の余裕なんてあるわけないじゃないか。

でも、僕は転職をするんだ。

看護師を辞めるんだ。

完全に別の業界へ異業種転職を果たすんだ!

そんな状況の中にいた僕は、
どうにかして時間を作らなければならなかった。

どうにか、うまいことやれば時間は作れると思ってた。

そんな甘い考えだった僕が、
働きながら、勉強時間を確保して

異業種転職を果たす過程の中で、意識したことについてまとめようと思います。


時間は、作れない

1日って、何時間あるかご存知ですか?

これは、馬鹿にしてるとかそう言う話ではなく。
断じて真面目にお尋ねしています。

そうです。24時間ですね。

厳密には違うとか、そんな話はここではやめましょう。

誰もが皆、
24時間しか持っていないんです。

当たり前過ぎて、忘れてしまっていました。

時間は作れないんです。

24時間。その時間をもうすでに、
僕は使い倒していました。

朝起きる
歯磨きをしてご飯を食べる
出勤する
働く
帰宅して、風呂に入る
テレビを見ながらご飯を食べる
スマホをいじって、テレビを見る
そして寝る

それの繰り返しです。

時間は新たに作れません。
では、どうするのか。

それはシンプルです。

今やっていることを辞めるんです。
そうすると、必然的に空白の時間が生まれます。

新しい行動は、そこにはめ込みます。

じゃあ何辞めたん

もっと具体的な話をしましょう。

実際に僕が辞めたのは、大まかに以下の三つです。

1.テレビを見ること

一つ目は、テレビを見ることです。

テレビって、生まれた時から存在していて
生活の一部になってますよね。

朝起きたら、テレビをつける。
家に帰ってきたら、テレビをつける。
ぼーっとしながら、ノールックでテレビをつける。

その行動、無意識化されていませんか?
本当にあなたは、テレビを見たくてつけてますか?

僕は、完全に無意識でした。

不意にテレビをつけては、ぼんやりと眺め
CMになっても、眺め続けて

気がつけばまた番組が始まり、そして終わり…

あっという間に寝る時間です。

テレビをつけるのを辞めてみましょう。

そうすれば、不用意に眺め続けるようなこともありません。

テレビのあの、金縛りから解放されましょう。

ちなみに、どうしても何かを見たくて見たくて仕方がない番組がある時は

見たら速攻で消す。
これに尽きます。

反射神経勝負です。
番組が終わったら消すんです。

そうしたら、テレビに釘付けだった意識を
取り戻すことができます。

2.Youtubeを目的もなく見ること

二つ目、YouTubeをなんの目的もなく
ただただ、眺めることです。

これもテレビと似たようなものですね。

スマホもすっかり日常に溶け込み、
無意識のうちに手のひらの上に乗っています。

不思議ですね。

Youtube に限らず、TwitterやInstagram、

その他SNSなんかも、
眺めていたらいつのまにか何時間も経っていた
なんてことは、幾度となくあると思います。

とりあえずスマホを開いて、SNSを開く。

それ、辞めてみませんか?

僕の場合、帰宅したらスマホの電源を落としていました。

緊急時に連絡がつかないと困る方もいると思うので、
せめて、スマホを手元に置かないことをおすすめします。

コツは、スマホを触るハードルを上げることです。
スマホと少し距離をとってみましょう。

誰とでも、適切な距離感が大事ですよね。

そして、スマホを開いた時のホーム画面です。

そこによく触るアプリを置いていますよね。

それはもちろん、当たり前なんですが、
必要なもの以外にYoutubeやTwitterなど

なくても困らないようなもの

言ってしまえば、娯楽のようなアプリも置いてませんか?

そうなると、スマホを開いた瞬間に
誘惑のオンパレードです。

ホーム画面は、必要不可欠なものだけを置くようにすると
いいかもしれません。

フォルダの中にひとまとめにして、
別ページに移動させてやりました。

3.ベッドにスマホを持っていくこと

三つ目、ベッドにスマホを持っていくことです。

これは、睡眠の質をあげるためと
寝る時間を固定化するために辞めたことです。

僕は寝る前に、ベッドの中でゴロゴロしながら
スマホでYouTubeを見たり、漫画を読んだりする

のんびりした時間が大好きでした。

ですが、スマホいじりが捗り過ぎて
眠りにつくのが深夜になってしまうこともしばしばでした。

そうなると翌日の仕事に響きますよね。

夜更かしなんてするんじゃなかった。
今日は早く寝よう。

そう心に決めて帰るのに、同じことの繰り返しでした。

なので、寝る前のスマホいじりをどうにかしたいとも思っていました。

元はと言えば、ベッドの頭もとに
充電器をさせるコンセントがあることがよくありません。

あれはもう、ベッドでスマホをいじれと言っているようなものです。

そんな無意味な言い訳を考えながら、
寝る前の楽しみを惜しむ気持ちを必死に抑えて
僕はスマホを机に置きます。

至福のスマホタイムとは、暫しのお別れです。

これは、スマホ依存から抜け出すための作戦でもあるので、

きっちり完治した時には
自制心を保って、決めた時間いじって寝るという行為が
できるようになっていることでしょう。
(僕は今もベッドにスマホは持っていきませんが)

そうしてスマホをベッドに持って行かないことで、
予定外に夜更かししてしまうことはありません。

そして、何より良かったことは
寝る前に勉強をして、そのまま眠りにつくので

睡眠中にスマホの情報で乱されることなく
学んだ知識を整理できます。

きっとそんな気がしています。
気の持ちようですよ。

辞めてみて

テレビを見るのを辞めて、
YouTubeやTwitterなどの娯楽アプリを辞めて、
寝る前のスマホいじりを辞めてきました。

ぶっちゃけた話をするならば、
毎日完璧に全てをやっていないわけではありません。

そんなわけないじゃないですか。

テレビ見たいし、YouTubeみたいし
ベッドでスマホいじってダラダラしたいですよ。

たまには、そんな日があっていいんです。
完璧は、理想です。

あくまで、理想論です。

理想を目指して、現実を生きるから
張り合いがあっていいんじゃないでしょうか。

だいぶ、話が大きくなりましたが
要は、たまにの息抜きくらい許してあげましょうってことです。

自分を必要以上に責めずに、
今まで、24時間の内の数時間を埋めていたことを辞めて

空いた時間で、新しいことにチャレンジしてみてはどうでしょうか。

毎日30分とかでいいんです。
やるかやらないかは、天と地の差がありますから。

そう考えて、続けていると
無事に転職を果たすことができました。

限りある時間を、自分の意思で
自分が本当にしたいことで、
過ごしていけたら素敵ですね。


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