7/19（日）分　回顧と反省

続いて先週日曜分です。
先に書いてしまいますが悲しいお話となります。

◆函館11R　函館記念

【結果】
1着消アドマイヤジャスタ　2着消ドゥオーモ　3着〇バイオスパーク
馬場を考えるとかなりのハイペースで、消耗戦となりました。中団からスムーズに位置を上げて直線で抜け出したアドマイヤジャスタが完勝。2着は内から外に進路を変えて追い込んだドゥオーモ。インで脚を溜めたバイオスパークが3着でした。
函館最終週ということもあり、タフな馬場とハイペースで波乱となりました。
【反省】
穴党としてはこういうレースで「いい予想」をしたいのですが…見所のない結果に終わってしまいました。
まず◎スズカロングは好位につけるも4コーナーで完全にバテて15着。ペースも馬場も向きませんでした。もともとスズカロングは「＋」か「☆」で穴候補として考えていた馬でしたが、自分の中での期待が大きくなりすぎてしまいました。ペースや馬場を冷静に考えて判断すべきでしたね。
勝ったアドマイヤジャスタですが、私自身は前走鳴尾記念の回顧・反省をした時に自分のTARGETには「手ごたえはいいので復調のきっかけになれば」というメモを残していました。実際、鳴尾記念ではインが有利な中で外を回して悪くない手応えの6着だったのですが、今回の予想ではこの馬をちょっと雑に扱って消してしまったな、と反省しています。こういった、前走の小さな変化に気づけないと穴はとれないですよね。
ドゥオーモも、小倉大賞典2着はもちろん重視してしましたが、1800mの馬という先入観で見てしまい…下級条件ですがこの函館2000mでマクリ勝ちしているんですよね。
【今後に向けて】
・ベストより1F長い2000m、しかも差し馬場をハイペースで逃げて4着に残しているトーラスジェミニはやはり逃げ馬としてすごく力をつけています。先行有利の1800m・毎日王冠をこの馬が逃げ切ってしまう将来像が浮かびました。
・ドゥオーモは直線で内にいましたが馬群の切れ目を見つけて外に出してよく伸びました。後方から距離ロスなく位置を押し上げて最後に馬場のいいところに、という藤岡康騎手の好騎乗ですね。

◆阪神11R　中京記念

【結果】
1着消メイケイダイハード　2着△ラセット　3着消エントシャイデン
まずは1着のメイケイダイハード。中団から進出して直線で馬場のいい外目を豪快に伸びました。2着はその後ろから追い込んだラセット。3着も追い込みでしたが、各馬が外に持ち出す中、インを伸びたエンドシャイデンでした。
【反省】
これも穴党としては少しでも食い下がりたかったレース。
ただ、メイケイダイハードは中竹師自身が「ビックリした」というコメントを残しており、それを勝つと予想するのは至難のわざ。確かに調教は良かったようですが、それだけでも拾えないし…
逆にラセットは外が伸びる差し馬場ということをもっと重視すれば、より重い印は打てたはず、というのが今回の反省です。エントシャイデンも川須騎手は怖かったものの、1F長いのではという気持ちと阪神に良績がなかったので軽視してしまいました。
また、◎ソーグリッタリングは最後に内を突かず外に持ち出していれば、という思いもありますが、やはり現状は重賞だと一歩足りない力量というのも事実だと思います。
【今後に向けて】
・ケイアイノーテックはいい脚で伸びており復調気配にあるとは思いますが、外伸びの馬場だったらこの相手ならもっと上位に来られるのでは、という気持ちもあります。
・ミッキーブリランテは確かに早仕掛けだったのもあると思いますが、それでも最後までいい脚は見せています。ただ、4歳馬でこれがOP入り2戦目なので、これから重賞でやれる力は見せたとポジティブに捉えたいです。
・ギルデッドミラーも形の上では人気を裏切ったことになりますが、3歳牝馬。このタフな馬場で差し有利の展開を先行して6着であればむしろ高評価だと思います。
・☆に期待したリバティハイツ。ブリンカー効果もあり外からでもスッと好位に取りつき、直線も最後には多くの馬に交わされましたが最後まで集中して走っていました。今後、もう少し先行馬に有利な条件であれば激走はあり得る内容で、今後も狙いたいと思います。

◆福島11R　福島テレビオープン

結果は、◎メイショウキョウジは14着。
最終週で内が荒れ、逃げ馬が内を避けて回すような中、2番手からトラヴェスーラが押し切りました。
道中最後方から直線大外を通って2着に浮上したプリディカメント。横一線の3着争いはうまく馬群を縫ったカルヴァリオ。
自分自身の予想の反省としては、相手に挙げた馬同士で決まったものの肝心な◎が大敗、という結果。躓いたような感じでスタートも悪かったですが、もっと走れると期待しただけに残念です。

◆函館12R　潮騒特別

【結果】
1着▲タイセイブランシュ　2着＋タガノカルラ　3着◎ウォーターエデン
タイセイブランシュがいいスタートから先行。直線でもそのまま押し切って勝利。いつものように後方からいい脚を使ったタガノカルラが2着。ウォーターエデンは早めに位置を上げましたが自ら足を使った分のロスもあり最後は脚色が劣って3着。
【反省】
6番人気-8番人気ｰ1番人気の3連複でもしかして万馬券？と期待するも71倍でした。（涙）
タイセイブランシュの先行策は驚きましたが、それでも展開含めそれなりに当たっての的中なのですが、欲を言えば◎が3着で当たりはギリギリ及第点ですね。今回は買っていませんが、３連複以外の券種も重ねて買う時にそれだと回収が悪くなるので。
【今後に向けて】
・タガノカルラはこの後小倉に転戦でしょうか。もともと巧者ではありますが、余力がどこまであるか…

◆阪神12R

【結果】
1着＋ニホンピロランド　2着▲ロードエクスプレス　3着〇メイショウオーギシ
勝ったニホンピロランドは道中中団よりやや後方、直線で少し位置を上げ、最後は豪脚で差し切りました。特に最後の1Fぐらいは他の馬とはケタが違うスピード感。
2着のロードエクスプレスはリズム良く先行し、直線で抜け出して勝ったかと思えるような展開の中、差されてしまいました。3着は接戦の中、しぶとく伸びたメイショウオーギシ。
【反省】
◎のセカンドエフォートは伸びを欠いて9着。このレースの予想でも書きましたが、買い要素としては〇のメイショオーギシの方が多く、◎を迷っただけに痛恨の結果となりました。結果論ではありますが、◎をメイショウオーギシにしておけば３連複340倍的中だったのに…（涙）
結局、この判断力が「馬券力」であり、ギャンブルをする上での「博才」なので、それも込みでの実力なんですがね。
【今後に向けて】
・初ダートのロードエクスプレスはスピード豊かに先行し、あわや勝ったかというぐらいの内容。いきなり結果を出しました。今回も陣営からは「砂を被るのは大丈夫」というコメントがあり、今後もダートの先行馬としてじゅうぶんにやれそうですね。
・ニホンピロランドは前走まで1200mを使い、いい脚で追い込むも足りないレースが続いていました。今回1400mにして追走が楽になったらこのような豪脚を繰り出して勝利。今のところは1400mが適距離ですね。

◆福島12R

【結果】
1着〇ファイアランス　2着＋アポロティアモ　3着▲チェリートリトン
2番手に付けていたファイアランスが早めに先頭、何とか凌いで1着でゴール。中団のインにいたアポロティアモがしぶとく伸びて2着、同じくインを突いて伸びたチェリートリトンが3着でした。
【反省】
◎アコルドエールは道中砂を被らないような位置で運ぶことができ、2番手で直線に入りましたが伸びを欠いて6着。
予想の反省としては、無理に◎をひねったのが裏目に出ました。
【今後に向けて】
・ファイアランスは今回展開は絶好だったものの、最後は詰め寄られる展開。昇級後はちょっと様子を見たいです。
・アポロティアモは4コーナー前でかなり手が動くもその後ジリジリと位置を上げ、最後はファイアランスとの1着争いまで浮上しました。ただこの流れを見る限り、今回のレースのレベル感の方にも問題があるようにも思え、そういう視点でも見てみたいです。

＜今週の反省を活かし…スタンスの見直し＞

既に各レースのところで触れていますが、３場の最終レースは穴で期待した「＋」と◎〇▲のいずれかで決まっています。
もちろん常に◎が好走してくれれば問題ないし、そういう予想が理想ではあるのですが、ある方からはリスクヘッジとして「＋からのワイド」という方法もアドバイスいただきました。

そこで、こういった計算をするのも切ないのですが、それでも仮に「＋」の馬から私の印の上位４頭（◎〇▲▽）にワイドで流した場合の回収率を計算すると…（計算の都合上、すべて100円の均等流しとします）
・投資金額：400円✕3レース＝1,200円
・回収金額：函館2,050円／780円　阪神3,770円／2,580円　福島1,440円／3,870円
（各レース、ワイドが2点当たっていることになるので）

なんと！
1,200円投資で14,490円！　回収率1200％！！
もちろん、今回は３場すべてで＋が３着以内、かつ馬券になった他の２頭も上位の印をつけているという最高の条件ではありますが、それにしても…
また、私の「＋」は人気薄ということもありワイドでもそれなりの回収は見込めるので、今週末からはこの「＋からのワイド併用」作戦を導入するかも知れません。（他の券種でもっと有効な作戦があればそちらにするかも知れませんが）
そのためにも、まずは「◎」の勝率・連対率を上げるのが先決ですが、「＋」の馬選びにも力を入れたいと思います！！