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発想の転換は「インプット」や「機会」から

つい先日、僕の中で大きな発想の転換があったので、備忘録的に書いてみたいと思います。


僕は、紙ベースの仕事や紙媒体での宣伝活動があまり好きではない人です。
理由はシンプルで、ゴミが増えるから。

たとえば、イベントに足を運ぶとチラシをたくさんもらいますが、大体ゴミになるじゃないですか。
9割9分がゴミになるのに紙をバンバン刷っていく、そんな宣伝の仕方に嫌気がさしていたのです。

だから、僕なりに色々試してみました。
Web上に情報をまとめるのはもちろんのこと、紙を配るにしても枚数限定にして「回す」ことをやってみたり。
受け取ってくれた紙は今どこにあるのかはわかりませんが、捨てられずに回ってるといいなあ。

というのが少し前までの僕でしたが、ある出来事を経て少しアップデートされました。

先週末に東京ビッグサイトで開催された「デザインフェスタ」に作品を展示していました。
2日間で5万人が来るような大きなイベントで、だからこそお客さんの動きの特徴がありました。
基本的にはどのブースも素通りで、気になったブースもひとまず10秒くらい見てじっくり見るかどうかを判断する、という感じ。
要するに「一瞬の勝負」ということです。

一瞬しか時間がないのに、わざわざWebサイトで作家さんのことを検索はしないですよね。
ある程度会話をして、「実はWebサイトもあるのめよかったらどうぞ」という感じで紹介することはあれど。
一瞬で見れて、一瞬で理解できるものを用意しておく必要があるのです。
そういう時に最適なものの一つが紙ということですね。

だから、宣伝媒体としての紙は確実に必要で、紙を使わないという手はないな、と思ったわけです。
そこから僕の頭の中で「紙を出さないのではなく、紙をいただいて有効活用する」という発想の転換が生まれました。
この転換ができたのが、僕の一番の収穫だった気がします。


そのように、発想の転換というものは「インプット」や「機会」から生まれるのでしょう。
だから、その2つの絶対量がどうしても必要で、それを確保できる生活をしたいなと改めて思いました。

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