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#14 スゴイ人を素直に称える世の中を、信念があるプロジェクトに関わっていたい 石原裕一さん

どうもスミゾウです。
自分が是非会いたい人、話を聞きたい人へラブコールを送り、その内容を記事にしていく100本ノック中です。
参考:スミゾウnote始めます。

今回は「UI・UXデザイナーのボウズです」と自己紹介をされる石原裕一さん(以下ボウズさん)。ボウズは「Ωbouzu」と表記します。坊主頭だからボウズ、本職のお坊さんではありません。

ボウズさんは、大きく分けて3つの仕事をされています。
① Ωbouzuとして主に関東の企業からのUI・UXデザインのお仕事。

② 企業・団体のブランドマネジメントおよび教育関連事業の運営。
パートナーが代表を務める株式会社Live Innovationを一緒に経営されています。フィンランド言のエラマを軸に、自分の人生を歩む人が増えるお手伝いをされています。 関連するパートナーの記事はこちら 

③ アニメクリエイタープラットフォームのプロジェクト
アニメクリエイターの認知や給料アップなどの市民権を得るプロジェクトを友人とされています。

様々な事業を行き来するボウズさんに早速インタビュー。

絵と関係してお金を稼ぎたい


「外で遊ぶのが好きでしたが、チームプレーや人が多いところが苦手でした。白い紙に線が引かれていく事や、絵が好きでした。特に漫画の様に見た目がデフォルメされた絵を書く人をすごいと感じていた幼少期でした。」
活発だけど、群れるのは苦手、どちらかというと一人で自分と向きあうのが好きだったようです。好きな絵を仕事にしていきたいと高校卒業後、飛騨から東京へ行きます。

「絵が好きで、その界隈でお金を稼ぎたい。なぜかお金を稼ぎたいという欲求は大きかったんです。最初は漫画家を目指しました。でもすぐに何か違うと感じ、次はアートの世界へ。ア―トも少し違うかもと思っていたころに、中村勇吾氏のWEBに出会いこれだと感じました。23歳から独学でWEBデザインを学び始めました。」
中村勇吾氏は日本を代表するWEBデザイナー。氏のWEBを見た時、これからの可能性や自分の表現したい事ができそうな感覚がビビっときたとボウズさんは語ります。
中村勇吾氏のWEB 

「アートとデザインの違いに悩み、気持ち悪い感覚があった時期もありました。ただ、芸術家も画廊に売り込みながらやる人もいるんだ、ということを知りました。どちらもバランスを取りながらやっていけばいい、と考えてから楽になりました。」

目的のあるデザインと自己表現のアートは別物だと感じていた時期もあったようです。その時間を経て、バランスをとりながら互いを行ったり来たりし、いかに自分のやりたい事をやっていくかを考えるようになっていったようです。

何でそれやるんだけっけ、信念がないプロジェクトが苦手だった


「社会人としては、2社でお世話になりました。2社目は約10年在籍させてもらいました。最終的にはチームリーダーのポジションでしたが、人を育てる事は難しい、特に自分と違う人に教えるというのは大変だと感じました。」

そこで、ボウズさんはチームリーダーというポジジョンにも関わらず、大きなプロジェクトに自ら出向して1人でバリバリやるという手法をとります。そうしたところボウズさんがいない方がチームメンバーが奮起するという経験もさせました。

「企業で働いているときは、当然ですが自分でクライアントが選べませんでした。また、クライアントの中でも担当者が任命されてやっている為、なぜそのプロジェクトをやるのかの信念がない事があり、何故それやるんだっけというストレスがありました。」

信念がないとプロジェクトが行き詰ったときや、振返って考察が必要な時に拠り所になる物がなく、いい仕事にならないとボウズさんは感じ、そこがサラリーマン時代はストレスだったようです。


フリーランスへ、そして飛騨にUターン


「2年前にフリーランスになりました。固定給じゃない事が大変かもと最初は感じていましたが、自分と合うクライアントを選べるのでとてもストレスなく仕事ができています。昨年には地元の飛騨に妻の侑美さんとUターンし、生きてるのが楽しいです。」

奥様は営業向きな性格、ボウズさんは営業が苦手だがWEB周りは専門なので一緒に仕事をすると調度いいバランスなようです。朝のルーティンとして散歩しコーヒーを飲み、30分程夫婦で話すという事もされていると嬉しそうに話されました。

これからの未来

「どうしようかな、というタイミングです。そろそろ自分はこうだと表現する事をしたいです。ただ、今はゆっくり考えるタイミングなので、焦らず自分の内面を掘っていこうと思います。音楽やレコードも好きなので何か音楽に関連することも将来の選択肢には入っているんですよね。」

と語るボウズさん。
これからどんな深掘りをしてボウズはこうだ、という表現をされるかが楽しみです。

スミゾウ’Sアイ


自分をしっかり持ちながらも、人と人は違うから、自分の考えを押し付けない感をボウズさんから感じました。飛騨地域へ戻ってきたWEBやデザイン関係の人達の壁打ち相手にも良くなっているそうです。ゆったりと話を聞いてくれるボウズさんと話をすると、話をしている側の思考が固まってくるんだろうと感じます。
芯は熱いが、表面はマイルド、そんなボウズさん自身が自分を振りどんな表現をされるのかがとっても気になります!


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