上機嫌なこども

上機嫌なこども

意味のある会話なんて、世の中どれくらいあるだろう。
ひととひととの会話って、ほとんどはとりとめのない世間話だと思う。

意味のある会話ばかりだとお互い疲れてしまうし、気兼ねなく話せる意味のない会話は、実はとても大切なもののように思う。

最近、ぼくがよく話す世間話に「6月にこどもが生まれるんです」ってのがある。

そうすると、誰もが顔をほころばせてくれて、

こどもの名前は考えているの?性別はもう決まった?
どんな子どもになってほしい?

そんな話になる。

今の時点では性別もわかっていないし、名前は性別決まってからゆっくり決めようと思ってます、と答えるものの。

でも…、どんな子どもになってほしい?の答えは?

まずは、無事生まれてきてくれたらいいですね、とその場はお茶濁したのだが、ふと考えてみると、「どんな子どもに」に対する答えを自分のなかにもっていないような気がするな…と。

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少し前に、糸井重里さんがだれかの言葉で、

「人間にとって最上の徳はいつも上機嫌であること」

というものがあるよー、と紹介していた。
(だれかはすみません、忘れました…知っている方いたら教えてください)

この言葉がずーっと心に残っていて。
確かに上機嫌なひとと一緒にいると心地いいけど、いつも上機嫌でいるのって
案外難しいよなあ、と。

誰かの何気ない言葉に腹を立てたり、傷ついたり。
表面にみせなくても、そういったことを感じる経験は誰にでもあるでしょう。

そのように立ち止まって考えていると、なんとなく、
「どんな子どもになってほしい?」の答えってこれかなあと。ふと思った。

上機嫌な子ども。

そうなってくれたら、親としてこんなにうれしいことはないな、って。

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こどもが生まれる前に育児に関する本を読み漁ろうと思っていると、この本に出会いました。

6歳までの時期を対象としていて、医学的、統計的な根拠もあるから安心して読める育児本です。

子育ての本といいながら、親が上機嫌に過ごす方法も書いてありました。

そうか。子どもに上機嫌な子どもになってもらう前に、まず自分ができるようにならないと教えることなんてできないぞ。

普段から、上機嫌で過ごせるように、ささいなことに腹を立てたりしないように
心がけよう、と思うのでした。

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この本に限らないかもしれないですが、育児本を読んでいて根っこにあると思った考え方は、子どもに対して当たり前のようにひとりの人間として敬意をもつことだと思います。

あたり前だけど、子どもだって人間ですよね。

子どもだからって特別ではなく、ひとりの人間だと思って接すれば、
実は子育てというのは大きな間違いはないのかもしれません。

この本の最後に書いてあったのは、こどもがいる家庭はとても幸せだということ。
これは統計できちんとわかっているそうです。

ちょっと考えれば当たり前のようなことだけど、
そう言われるとやっぱりうれしい。

肩のチカラを抜いて、その日を待ちたいもんです。

あー、待ち遠しい。

「何かを待つってその楽しさの半分にあたるわ」by L・M・モンゴメリ

2020/2/22  sumi__

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読んでくれたご縁に感謝。
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読書や日々の経験を人生や仕事に役立つ行動に変えたいな、と思って備忘録がてらの文章を書いています。 オシャレな服を着るのが好き。低血圧で朝は弱いです。