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育休明け教員時代にストレスを感じたこと~整理収納編~

実は、整理収納がそんなに得意ではなかった話

私は、14年間公立の小学校で教員をしていました。
その間、2回の育休→フルタイムでの復帰を経験しています。

今でこそ整理収納を学んでいますが、当時そんな考えは皆無!
片付けは嫌いではなかったですが、今思えば全く根本が分かっていなかったと思います(汗)。

復帰後の様子についてはこちらに書いてある通り、葛藤の多いものでした。

当時を振り返って、ストレスに感じていたことを綴っていきたいと思います。
今日はまず、整理収納編。

出勤すると、紙の山!

電子化がやや進んだとはいえ、学校ってまだまだ紙社会。ましてや私が勤務していた当時は尚更です。

育休明けは、当然のことながら出産前より早く退勤し、遅く出勤する日々。
他の先生よりも在校時間が短いため、翌日出勤すると、机の上に書類がたくさん配られているのです!

週報、部会の資料、○○の伝達事項、チラシ・・・

配布者がそれぞれ違うため、これらが広がった状態で置かれているのが、私のプチストレスでした。

朝のスタートから、紙からの無言のプレッシャーを与えられている気分になったのです。


使いたい物が出てこない!

当時、整理収納は嫌いではなかったものの、得意ではなかった私。
当然、探し物・忘れ物も結構ありました。

教室に授業に向かっては、印刷したワークシートを職員室に置いてきてしまったことに気づいて取りに帰ったり
職員室で作業を始めようと思いきや、道具は教室にあることに気づいたり。
教室と職員室を行ったり来たりする羽目に(ダイエットにはなるかもしれませんが、それ以外のメリットはありませんね^^;)。

書類も、必要な時に出てこないため、近くの人にコピーを取らせてもらうことが何度も。
結果、また書類が増えて(その当時は、その都度要らなくなったら処分という発想がなく、長期休みまで溜めてまとめて整理をしていました)探し物の原因になるという悪循環に!

動きも、時間も、コストも、今思うと「無駄」が多かった!!!


先生方には整理収納力をつけてほしい

そんな私が、今は整理収納アドバイザーという仕事をしているのですから人生何が起こるか分かりませんね(笑)。


今私が教員に戻ったとしたら、以下のことをします(少なくとも、当時の自分よりもやれる自信があります)。

・退庁時には机の上はきれいにして、「ここに配布物は入れてね」カゴを真ん中にポンと置いて帰る

・職員室の机は、自分の使いやすさはもちろん、いつ休んでも大丈夫なように、誰が見ても何がどこにあるか分かる机にする

・児童が進んでできることを増やすための教室環境づくりをする


そう、忙しい先生方には整理収納力を身につけていただくことで、無駄やイライラが減り、児童生徒の「できる」を増やすことに繋がるのです!
初任研の内容に入れてほしいくらいです。


そんな想いから、今の私にできることの一つとして、育休中の教員の方には、整理収納も含めた復帰に必要な事をこちらのセミナーでお伝えしています。

書類の整理収納や、職員室の机の使い方など、当時の私自身に教えてあげたい内容を盛り込んでいます。

教員の方々が、「本来やるべきこと」に全力を注げる環境が、組織レベル・個人レベル両方で整えられたらと願っています。

私にできることは、整理収納をお伝えしていくこと。

整理収納が、教員の働き方改革の一助となりますように。


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