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流行本や人気セミナーより経験から学ぶほうが、深くて長持ち。

このところ、職場の公式ウェブサイトの更新準備に励んでおります。

もうね~ 修正したいところだらけなんですわ。


実は、97年にフリーになった最初の仕事が
ウェブ制作がらみでした。
つまり、書き手としてのはじめの一歩はウェブライターだったのです(あまり知られていない事実かも)。

当時、私のボスであった石井研二さんが
今年「ウェブ立地論」を上梓されました。
あの頃から、アクセス分析がお得意な方で、「直帰率」という言葉の生みの親です。


それこそ、先日書いた「経験学習」の話のとおり
「君も、なんか好きなことでページつくりながら、覚えなさい」
と言われて、パソコンもサーバーもお借りして、
毎日コツコツ更新していました。

おかげで、仕事に必要なタグはすぐに覚えられましたし、
エンジニアさんに教わりながら、「おみくじ」のjavascriptを埋め込んだりして、趣味のページを充実させていきました。
なにしと、ライターとしての仕事が少なくて、かなり暇でしたから・・・


でも、そのときに立ち上げた「ベーグル普及委員会」は
たくさんの雑誌に採り上げていただき、
後に飲食系の編集部に営業にいったときは、
「え、あのサイトの制作者さんなんだ。すごいね~」と
それなりの信用保証になったのでした。

いまや、タグを知らなくても自分のページが持てますし、
SEO対策で消耗するのも、そろそろ終わりそうで、
いろいろと時代は変わったもんだなと思います。

ただ、どれだけ技術が変わっても
「誰に何をしてもらうためにウェブをつくるのか」
を軸に考えるという姿勢は、時代を問わず不変なわけで。

そこがグラグラしていたら、
見た目がキレイだろうが、文章がうまかろうが、
サイトとしてはダメダメです。

いま、内部体制も外注の流れもスピード感がないために、
紙にない魅力である「タイムリー」であることや
リアルと組み合わせることによる相乗効果などがほとんど出せていません。

が、
自分の趣味サイトで楽しみながら培ったものを業務に生かしていた頃を思い出し、小さくトライアル&エラーを繰り返していこうと思っています。


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