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なぜ1冊5000円のnoteが売れるのか?

1冊5000円の有料noteが爆売れしたなど、景気のいい話が多かったここ数ヶ月。

そんな中、なぜそうした高額noteが売れたのかを名著「1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ」を参考に考えてみます。

すると、いくつかの成功要因が見えてきました。

1. 意識を改めよう。いいものを作るだけではダメ

まずこれ。どうしても職人根性を意識してしまいますが、広める努力も必要ですね。

「職人は黙っていいものを作っていればいい。商品力さえ磨いていれば、多くのお客様に真っ当に評価されて売り上げは後からついてくる」  
腕のいい職人はこのように考えがちですが、現代のビジネスでは通用しないでしょう。
せっかくいいものを作っても、知名度やブランド力が低いばかりに多くのお客様の手元まで届かないとしたら、作り手にとっても、買い手にとっても、もったいないこと。

有料noteで成功した、梅木さん、はあちゅうさん、イケダハヤトさんを見てると分かりますが、noteの宣伝をツイート、記事の中でしていますよね。

あのようにタッチポイントを増やすことが、販売では重要です。

2. 値決めは適正に。自分の首を絞めるな

値決めも肝です。note内では、弱気な価格設定が見られます。しかし、以下のような飲食店の事例からもわかるように、いいものを出している意識があるなら、適正価格をつけなければならないのです。

たとえば、780円で美味しいと評判になったラーメン店があるとします。そして、なにかのきっかけでブレイク。お客さんが殺到して行列ができる人気店になったとしましょう。  
行列してまで食べたいという通をうならせるラーメンを作り続けるためには、それなりのコストがかかります。
お客様が飽きないように味をどんどん進化させる必要もありますし、味を真似するライバルが出てきてもそれを一蹴するような仕掛けも準備しなくてはなりません。
いずれにしても確立した味と評判を守るためにはお金がかかるのです。  
ところが、ブレイクしてからだと値上げはしづらいもの。最高のラーメンを提供するために850円に値上げしても「ちょっと売れるようになったら、儲けに走るのか」とあらぬ誤解を受けないとも限らないのです。  
かといってコストを抑えるために材料の質を落とすと味が落ち、ファンになってくれたお客様が離れていきます。 

安い価格は自分の首を絞めてしまうんですね。この辺も意識しておきましょう。

3. 質にこだわって売り手都合をやめる

当然ですが、これが一番大事です。著者がガトーショコラを3000円にできたのも、商品自体の質を高めたから。

「商品」には、ガトーショコラ自体の味もそうですが、飾りのケース、お店の雰囲気、紙幣(新札)などお客さんが触れるもの、すべてが含まれます。

新しいお客様を開拓するために、ガトーショコラのクオリティを高める努力をしました。値上げした分、以前よりも良い材料が使えるようになるので、早速、ガトーショコラの味の決め手となるチョコレートのクオリティを上げたのです
3000円にするときも、2000円に値上げのときと同じように商品を高級化しました。材料もパッケージもより高級なものに見直したのです。 
300円の商品と3000円の商品で原価率を一定にしようというのは間違い。参考にはなるかもしれませんが、原価率3割が適正価格で多くのお客様に支持されると思い込むのは明らかにおかしいです。  
原価率から値段を決めるのは、売り手側の都合しか考えていない証拠。大切なのはお客様の満足度。極論すると、1円のモノを1万円で売って喜んでもらえるなら、お互いにとってそれに越したことはありません。  
値上げのたびに私がクオリティを高めてきたのは、お客様の満足度を高めたかったからなのです

「売り手都合」という言葉は耳がいたいですね。有料noteを販売する際は、こうした点にも気をつけていきたいですね。

ではまた!

有料noteやってます

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