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スキマインタビュー

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「好き!」でスキマじかんを埋めちゃってる人に聞いていく、 「スキマインタビュー」。 そこから垣間見える人生をのぞかせてもらいにいきます。
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#インタビュー記事

「タイタイ病」を広めちゃうひと(後編)
ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」を広めちゃうひと(後編) ーOKKO YOKKO

偶然行き着いたタイのエネルギーに衝撃を受け、あっという間にタイにどハマりし、OKKO YOKKOを立ち上げた神田陽子さん。そんな「タイタイ病」にかかったよっこさんの仕事は、どのように広がっていったのでしょうか?

前編はこちらから。

ネットショップをはじめれば売れると思っていたのに…ーOKKO YOKKOとして活動をはじめたのはいつから?

日本に帰って来てから、タイ関係の仕事を経て、元々働いて

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「タイタイ病」を広めちゃうひと(前編)ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」を広めちゃうひと(前編)ーOKKO YOKKO

「タイタイ病」…
ーそれはタイという国に取り憑かれたようにハマる人たちのことをいうらしい…。

スキマインタビュー第六弾は、「OKKO YOKKO」(オッコヨッコ)の屋号で、春夏はタイのハンドメイド品、秋冬はイランのおばあちゃんの手編み靴下を販売する、神田陽子さん。(愛称:よっこさん)
実店舗は持たず、各地のイベントやインターネットなどで商品を販売されています。

一度、ある期間限定ショップにお互

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The illustrator who has been fascinated in “shapes” of Tokyo

The illustrator who has been fascinated in “shapes” of Tokyo

*本記事は、下記記事の英語版です。日本語版はこちらまで。

Foreigner working in Japan? And freelance?? Wow, that sounds like a challenge. So, there should be several reason to reach here. Let's hear the process from him.

Andrew

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東京の「形」に魅せられたイラストレーター(後編)

東京の「形」に魅せられたイラストレーター(後編)

大学に入学する前に5年間の放浪旅のなかで、偶然日本に漂着した、イギリス出身のアンドリューさん。その後日本に移住し、日本での仕事も開拓していきます。

インタビュー前編はこちら。

(※本記事の挿画は、「The Tokyoiter」部分以外すべてアンドリュージョイスさんによるものです)

さて、冒頭でもちらっと触れたのですが、アンドリューさんと私との出会いはあるコーヒースタンド。そして今回インタビュ

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東京の「形」に魅せられたイラストレーター(前編)

東京の「形」に魅せられたイラストレーター(前編)

*The English version of this article can be found here.

海外から日本にきて、仕事をする。しかもフリーランスで。それは誰にでもできるようなことではない。その国に住んで、働こうと思うまでにはそれなりの経緯があるはず。

数年前、お互いに行きつけのカフェでひょんなことから知り合ったイギリス人のアンドリューさんに、改めてゆっくり話を聞いてみたいと思

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予告:東京の「形」に魅せられたイラストレーター

予告:東京の「形」に魅せられたイラストレーター

ゴールデンウィーク、明けましたね。早々の雨天曇天ですが、みなみなさまご無事ですか?明け初日くらいはあまり無理せず、ほどほどにして切り上げたいところですね〜。

さてさて、スキマじかんを「好き!」で埋め尽くしている人たちに聴く、スキマインタビュー第5弾のお相手は…日本在住、イギリス出身のイラストレーター、Andrew Joyce(アンドリュージョイス)さん。

アンドリューさんは日本にいながら、日本

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スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(後編)

さて前編では、栗林すみれさんの「グランドピアノの夢」という原点と、自分らしさを探っていく過程にあった、少し辛かった日々についても聞いてきました。前編は以下の記事をどうぞ。

「グランドピアノを弾きたかった」から音楽の高校を選んだ彼女。

グランドピアノの夢は、夢のままなのでしょうか?

実は、2016年に、自宅に、念願だったグランドピアノを…買いました!

2016年に、自宅に、念願のグランドピア

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スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

スキマインタビュー:グランドピアノの夢を見た人(前編)

今回インタビューしたのは、ピアニストであり作曲家である、栗林すみれさん。いや、ここはあえて、すみれちゃん、と呼ばせてもらいましょう。

「ジャズ」「ピアニスト」「作曲家」というかっこいい響きの職業についている彼女ですが、本人の印象は、いたってあたたかく、のんびりとした雰囲気なのです。そもそもピアニストとしての彼女を知る前に、私自身が友達として一緒に遊んでいたからという点も大きいですが、活躍中の彼女

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スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

スキマインタビュー:「満員電車で読める本を作った人」(後編)

さて、インタビュー前編では、休みの日はだいたい神保町にいるという鴫原さんの、「みんながやらないことをやる」「根っこの部分が好き」という軸で物事を選択する独自の視点について伺いました。

後編では、古書集めがどのように「小さな本工房」に生かされているのか?を具体的にお聞きしました。
そこには、「ないものをつくる」という基本精神がありました。

読むために語学を勉強し、勉強のために本を作り始めた

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スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

スキマインタビュー: 満員電車で読める本を作った人(前編)

今回お話を伺ったのは、【小さな本工房】の鴫原利夫(しぎはら としお)さん。

私が「スキマじかん研究所」をはじめます、と宣言したとき、鴫原さんは真っ先に、「私の本も、まさにスキマじかんのための本というコンセプトから始まったようなものです」というコメントをくれました。

【小さな本工房】の名の通り、鴫原さんは「小さな本」を作っています。

初めてお見かけしたのは、雑司が谷で行われている鬼子母神手創り

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スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(後編)

スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(後編)

インタビュー前編はこちらからお読みくださいませ。

さて後編では、もう一つのコンセプトでもある「ケミカル」について聞いていきたいと思います。ケミカル=「化学的な」、「化学的に合成した」

この言葉は、作品にどのように関わるのでしょうか?そしてどんなこだわりが隠されているのでしょうか?

ー作品の制作はどういうときにしていますか?今は週3日、商社でやっていたようなニットの企画提案やデザイン、仲介など

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スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(前編)

スキマインタビュー:毒物的なニットを作る人(前編)

今回お話を伺ったのは、岩田紗苗(いわたさなえ)さん。

「FAD distortion」というブランドを立ち上げられ、家庭用ニット編み機を使ってオリジナルの編み柄を作り、バッグなどを制作されています。

しかしそのバッグのコンセプトを聞くと…

「毒物的」で「ケミカル」という言葉が出てきました。

えっ?毒物的なニット…?一体どういうことですか?

ーまず…ニットって家で作れるんですね?今私が使っ

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スキマインタビュー :鶯じろ吉さん(後編)

スキマインタビュー :鶯じろ吉さん(後編)

50代で詞を書き始めた、
鶯じろ吉さんのインタビュー前編はこちらからどうぞ。

さて、鶯じろ吉さんインタビュー後編は、もう少しその詞の世界を覗き込んでいきたいと思います。と、その前に、ちょっと聞いておきたいことが…

ー気になってたんですけど、なぜ「鶯じろ吉」さんになったんですか?

辻征夫さんという詩人の詩集『鶯』が大好きで。ちょうど初めての詞を書いたとき、股旅者っぽいペンネームを考えたんだけど

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スキマインタビュー:鶯じろ吉さん(前編)

スキマインタビュー:鶯じろ吉さん(前編)

鶯じろ吉さんは、50代から作詞を始めました。

奇しくも、今日は3月11日。
じろ吉さんにとってもまた、3.11は、作詞を始められた大事なきっかけとなっていました。

じろ吉さんの書いた詞に、同年代の吉上恭太さんが曲をつけて歌う。そのコンビで現在に至るまでの約7年間で、CDも2枚リリース。

還暦を超えたじろ吉&吉上コンビを囲うミュージシャンは、お二人よりもひとまわり若い実力派ばかり。

老後の趣

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