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水曜ノッツ/チェコの本とカルチャーを語る会

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チェコを共通点として集まった3人が、チェコの本とカルチャーなどについて語るマガジンです。毎週水曜22時よりインスタライブにて「水曜ノッツ」配信中。
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記事一覧

チェコの強制収容所で、14歳の少年たちが秘密裏に作った文化

『不自由』の中で暮らすこと。このコロナ禍で、以前よりもそのことについて思いを馳せる時間は…

チェコの人形劇映画 ラデク・ベラン監督『リトル・マン』

「チェコの映画」と聞いて思い浮かベる作品は何ですか。 ヤン・シュヴァンクマイエルの『アリ…

たりん
3年前
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ヨゼフ・ラダが描くチェコの歳時記

『český rok josefa lady』ヨゼフ・ラダのチェコの一年 Knižní klub 出版2012年発行。…

チェコのかんたんマリオネットを作ってみよう!

チェコといえば、人形劇を思い浮かべる方も多いと思います。 はい正解!チェコでは昔から家…

チェコの作家が描く「世界の絵」と案内書

私が時間をつぶす場所は本屋さんであり、つぶすべき時間がなくても時間を過ごしてしまう場所…

【水曜ノッツ】チェコにまつわるおすすめ本まとめ

さてさて。 毎週水曜22時からインスタライブ でお届けしている【水曜ノッツ】。 チェコ人だけ…

チェコのSFと今の東京と。

チェコのSFで最も有名な作品といえば、カレル・チャペックの『ロボット(R.U.R)』だろう。人間の労働を肩代わりしていたロボットが団結して反乱を起こし、人類を殺す計画を立てる…という戯曲。「ロボット」という言葉は、この作品の中で生まれて世界に伝わったという。 私は熱心なSFファンというわけではないのだけど、コロナ禍にあって東京での生活がそれまでの現実から離れていくにつれ、SF小説で取り扱っている問題が自分のことのように感じられるようになってきたような気がする。そんな中で手に

ZAHRADA -ふしぎな庭- は続いている

「なんだ,石の小人だよ。こわくなんかないや」 そのときとつぜん、「アウウウー」といううなり…

パツォウスカーの仕掛け絵本の世界へ

X「あなたがピラミッドのピエロさん!」 白い紙の町にピンクの髪の女の子が住んでいます。色…

チェコにあった強制収容所の話

5/20(水)22時よりインスタライブ 『水曜ノッツ』あります。 私は、こちらの本をご紹介予定…

【水曜ノッツ】とは?

チェコを愛する3名が、チェコの本とカルチャーを中心に、それぞれのチェコ愛について語る場で…

『園芸家』という愛らしい生き物の話

いきなりだが、チェコの文筆家、カレル・チャペックの『園芸家の一年』という本の中に、こんな…