あまのさくや / はんことことば
記事一覧
#チェコでしたい10のこと
2019年、コロナ禍以前に訪れて以来、5年ぶりに来た。チェコだ。私は今、チェコにいるんです。なんか自分に言い聞かせないと、まだ実感がない。
プラハに到着して早々、準備不足と詰めの甘さが招いたさまざまなトラブルに見舞われたものの。AirBNBで予約していたアパートにチェックインすると、ホストはなんだかとても優しくてゆるい雰囲気のファミリーだった。プラハ在住のお友達にもようやく会えて、行ったことのあ
「ラジオといるじかん」-オードリーANN in東京ドームのはなし。
連載エッセイが更新されました。
今夜は東京ドーム明け初めての通常放送。こんな話するかな、と期待すると裏切られそうな気もするし、それでもその裏切りを待ってる自分もいる。
結局私たちは、若林さんの、春日さんの、それぞれの特異な性質を持って生きる上での、自分なりに生み出す解決策をみているのだと思う。
だから「生き様芸人」なんて言われちゃうのね。
学ぶことがあるような、ただただくだらないような、そんな時
SLOW CHANGE日記-泣くのが怖い
こちらのマガジンも今月末で終了します。
今までご購読いただいた皆様、本当にありがとうございました。
もちろん今後とも書き続けますので、どうぞよろしくお願いいたします。
振り返れば、2023年
わかっています。振り返りには周回遅れなことは。年末に間に合わなかったので、年が明けて我に帰り開き直り、振り返ります。2023年は東京との行き来も多かった一年だったけれど、紫波町での仕事を結構頑張りました。うん。ここは言い切っておこう。
紫波町図書館10周年記念誌の制作 (ディレクション/編集/執筆)
主にディレクション・編集・執筆・一部イラストで関わらせていただきました。十年間という期間をギュ
SLOW CHANGE日記 -選択と積み重ね
2023年が終わり、2024年に入った。元旦から信じられないことが、日本中で起きている。それは何にお見舞いを申し上げれば良いのか戸惑うほどであまりSNSを見ていない。フォローしているチェコのニュースアカウントが繰り返し日本の報道をしているのを見ると、遠い国で起こっていることだと思いたいような、信じ難い気持ちになってしまう。だけどこれは間違いなく、自分の身近なところで、日本で、起きていることなのだ
もっとみるSLOW CHANGE日記 -「飽きる」への対策
段ボールコンポストをはじめてから二週間。野菜くずやら果物の皮やコーヒーやら、ベジタリアン寄りの生ゴミをちょこちょこ投入しかき混ぜてはいたものの、なかなか音沙汰がないように感じられた。気温が低いか?と思い、玄関先に置いていたのをリビングのストーブの前にうつし、段ボールにタオルをかけていたものの上にさらにダウンジャケットをかけ、冷えそうな日は湯たんぽをかけた。魚のアラもよいとのことだったので、骨がつ
もっとみるSLOW CHANGE日記 - 私のコンポスト
日常を生きていると、仕事もプライベートも様々なモヤモヤが発生する。父親の認知症の進行、それにまつわる状況、自分でなかなか打開できないやきもき、これでいいのだろうかという気持ち。現実を生きる上で、日々いろいろなことが発生する。命にまつわる決断は、重い。そう、なかなかに重い悩みがある。逃げてはいけない悩み、だけど抱え込みすぎても、どうしようもない悩みでもある。
先日、押し入れの片付けをした。そこ
SLOW CHANGE日記 -「つくってみる」の魔法
2023/12/07
大きなイベントを終えて、打ち上げも終えた。自分へのご褒美として与えた旅行や遊びも、ある程度ひと段落した。そして季節は一気に冬へとギアを切り、雪が降り、車のフロントガラスが凍る季節になってきた。冷え込むのがいつもよりゆっくりな気がするし今年は暖冬だなと思いつつ、やはり岩手の冬は寒い。畑・農業のシーズンも終わったし、なんだか、どこへ向かえばいいんだっけ?と少し見失いがちな時
読書日記ー『未来』『夏物語』『違国日記』
ゆっくりと過ごす週末、いくつか本を読んでいた。マンガ以外はAudible(オーディオブック)で。こと小説については、オーディオブックで読むのがとても良い。あまりラジオドラマというものには馴染みがないのだけれど、ちょっとそれに近いのかもしれない。一人の人が書いた世界の話を一人の人が読み上げる、なんだかラジオを聴いているのと同じ心地よさがある。ぐぐっと惹き込まれて釘付けになる瞬間があったり、「ながら
もっとみるSLOW CHANGE日記- おしゃべりの多い日々
昨日は少し早めに寝たはずなのに少し寝過ごした。あわてて朝の支度をして、燃えるごみを出して、車にのりこんだら、向かいの家ではおじいちゃんが畑の手入れをしているのがみえた。おじいちゃんの畑は広いのに、いつもきれいで、すみずみまで行き届いている。車からおじいちゃんに手を振る。カワイイな、おじいちゃん。って思いながら、出勤する。
8時半、窓口が開く寸前の役場は、電気が暗い。8時半になる1分前くらいに
SLOW CHANGE日記- 「気持ちイイ」はやめられない
「人って、楽しいことは続かないんだって。続くのって、「気持ちイイ」ことなんだって」。
そう言ったその人も、その言葉の元となる発言主も、郷土芸能に携わる人だった。意義があるからとか楽しいからとか、それを上回るのが「気持ちイイ」の感覚。その場にいたイラストレーターの小池アミイゴさんも深く同意した。
SLOW CHANGE日記 -からだは大切に
曇った木曜日。午前は仕事をして、お昼は麻婆豆腐丼を食べ、無性に本が読みたい気分なのに手元に本がなかった。そうか図書館で読書をしようと思い立ち、ファミマでカフェラテLを買い読書席へ。気になっていた『じゃむパンの日々』が新刊コーナーにあったので勇んで手に取る。小気味良い文章が本当に面白くてスイスイ読めてしまう。42歳で早逝した小説家・赤染晶子氏のエッセイ。見開き1ページでおさまる一編は、数えてみたら
もっとみる