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D7500売却の経緯【APS-C】のメリットとデメリットも解説

Nikon D750という型落ちのフルサイズ一眼レフを購入し約2カ月。

購入の経緯やその時のどうでも良い熱い気持ちは、下記のnoteを読んで頂ければ嬉しいです。

上記のnoteで、「D780を買わないのはAPS-Cとの両立のためだ!」とか書いてますが、D750を購入後、約2週間でグッバイしましたわw

いや、D7500に全く不満もないし、本当に両立する気満々だった…

ですが、売却しちゃったんですよね。。。

・あの時の熱い気持ちは何だったんだ?

・APS-C機との両立はどうした?

・APS-Cにメリットないの?

こんな内容を解説します。

結論から言うと、APS-Cは最終的に所有しときたいとも考えているので、センサーサイズに悩む方に、わかりやすく簡単に解説もしていきます。

D7500を売却した理由

まず始めに、あれだけ「2つの焦点距離を得られる」とか力説してたのに、D7500を売却した理由について解説します。

D7500を売却した3つの理由

1.D750が優秀過ぎた

2.APS-Cはレフ機として微妙だった

3.予想以上に高値で売れた

上記の3つの理由で売却を決めました。

1つずつ解説していきます。

1.D750が優秀過ぎた

まず始めに、D750を購入した理由は、「焦点距離」「高感度耐性」でした。

D750の画像処理エンジンはEXPEED4、対するD7500はEXPEED5と、D750より新しい画像処理エンジンが搭載されてます。

(2020年現在はEXPEED6が最新)

実はD7500を購入する際にも、D750とどちらを購入するか迷っていました。

当時はD750はボディで15万円ほどで、D7500のズームレンズキットよりやや高額くらいの価格帯。

D750は2020年8月現在、ニコンダイレクトの楽天市場店で、新品水準品が10.5万円+ポイント還元で買えます。

D750の格安アウトレット詳細はこちら
※品切れの可能性があります。

D750を購入した場合、さらにレンズを買う必要がありました。

さらに、当時はフルサイズ対応レンズは高額なんだと思い込み、手軽にレンズを楽しめるAPS-C機をチョイスしました。

しかし、APS-C専用のレンズって、意外と種類少ない…

欲しい焦点距離は全て、フルサイズ対応レンズとなり、APS-C機で使用すると1.5倍になってしまいます。

結局のところ、APS-C専用レンズだけでなく、フルサイズ対応レンズも必要になり、APS-Cの特権「レンズが安い」はあまり実感はなかったです。

フルサイズ対応レンズの本来の焦点距離、夜間や明暗の差が大きいシーンでの性能を求め、D7500と併用しようとD750を購入しました。

しかし、実際にD750で撮影すると、自分が求めていたカメラはフルサイズ機であったのだと感じてしまいます。

ボケ量やセンサーサイズに対する余裕のある画素数、夜間の撮影でISO感度を上げても色崩れのない表現力、全てがこのカメラで十分でした。

もちろん、D7500もD750より新しい処理エンジンであるため、感度耐性は素晴らしかった。

しかし、フルサイズ機と比較すれば少々、個人的には物足りなさも感じます。

2台併用していても、今後D750を使う頻度が高くなり、D7500はあまり使わなくなるだろうと判断したのが一つ目の理由です。

2.APS-Cはレフ機として微妙だった

これは完全に個人的な主観ですが、APS-C機はフルサイズと比較し、装備が軽量に済むメリットがあります。

しかし、軽量化を図るにはレンズも軽量、もしくはAPS-C専用レンズでないと意味がありません。

結局のところ、フルサイズ対応レンズを使用するのなら、ボディ重量のみがメリットになります。

となると、APS-C機のメリットを活かすには、ミラーレスであるのが最も恩恵を得られると思います。

当然、フルサイズもミラーレス機を選べば、ボディ重量に差は大きくないのですが、前述の通りフルサイズ対応レンズを使えば、小型軽量の恩恵はあまりない…

APS-C機って、その点で言えば少し中途半端に感じます。

フルサイズ対応レンズで、焦点距離1.5倍のメリットが高い人には、クロップ撮影をするより、高画像で望遠を撮影できるAPS-C機はオススメです。

私の場合、望遠での撮影はほぼなく、年に数回ほどの頻度になりそうだったので、このメリットはあまりありません。

そして、試しにD750のクロップ撮影で、1.5倍の焦点距離で撮影してみたところ、自分にとって約1,000万画素は必要十分であると気付きます。

また、APS-C機(D7500)はフルサイズ機(D750)より、連写性能が高いですが、連写もほぼ使ってない…w

今まで連写を使用したシーンは、子どもの幼稚園入園の前撮り写真の際、花びらを空に散らすシーンを撮影したのみ。

今後、運動会などのシーンで、ゴールの瞬間をバッチリ撮影するには、連写性能が高い方が良いです。

ただ、撮れなかったとしても、さほど悔やむこともないだろうし、そのためにAPS-C機を所有するほどの必要性も感じません。

また、そういうシーンを撮影するときも、D750と2台持ちで撮影するだろうし、望遠・連写を必要とするシーンをメインに撮影するだけのカメラなら、レフ機でなくとも良いと思いました。

もちろん、レフ機はミラーレスとは異なり、動体を光学ファインダーで確認できるので、素早い被写体を撮影するのに強みがあります。

個人的にも、EVF(電子ビューファインダー)より、光学ファインダーが好きで、腰を据えて撮影する際は、一眼レフで撮影したいと思います。

現状、小型・軽量を本気で求めるなら、今所有しているOLYMPUS(マイクロフォーサーズ)が、レンズ・ボディ共に圧倒的に有利で、今はフルサイズとマイクロフォーサーズで落ち着こうと考えました。

3.予想以上に高値で売れた

ごめんなさい、これが一番の理由…w

カメラやレンズって、カメラ屋に売却すると安値で買い叩かれるんですが、個人間で売買すれば予想以上に高く売れます。

(最近は売買にハマってますw)

個人間での取引には、主にヤフオクやラクマ・メルカリがあり、私は全て利用してカメラやレンズの売買をしています。

D7500は新品で購入後、まだ一年も経過しておらず、譲渡可能な延長保証にも加入していたので、ポイント込みの実質購入額から1万円ほどの割引で売れましたw

ちなみに、カメラ屋で売却すれば、最高買取価格でもさらに3万円の減額…

恐ろしいほど高く売れたという訳です!

もちろん、大切に扱っており、外観などカメラの状態には自信がありましたが、まさかの高額価格に売却を決めました。

使用頻度が低いカメラやレンズは、このように多少リスクありますが、個人間で売買すれば、思わぬ高値で売れることもあります。

とりあえず、また1.5倍の焦点距離が必要になったらAPS-C機を検討しようと思いました。

D7500売却とD750まとめ

センサーサイズ(カメラ)は自分にとって、何を一番重視するかで選択肢が変わります。

どんなシーン・どんな環境でも、オールマルチに満足で撮影できるカメラやレンズなど存在しません。

私が思うに、一番よく使う環境に合ったカメラを選ぶことが大切だと思います。

大型で表現力が素晴らしいカメラでも、旅行や日々のスナップで、撮りたいシーンに持ち合わせてないと意味はありません。

逆に、コンパクトを目指し過ぎて、満足度の低い写真しか撮れないのも、カメラの楽しみが薄れてしまいます。

しかし、一つ言えることは、「使わなければ無意味」だと言うこと。

個人的に、最高の瞬間100枚の写真より、良いなって思えるくらいの写真1,000枚の方が、思い出や記憶のメモに最適だと思います。

もちろんカメラの性能より、自身の撮影スキル向上が一番重要になるので、なんちゃってカメラマンを楽しみながらやりましょう。

(Z50が欲しいですw)

ちなみに、D7500には全く不満はありません。今現在、安くなってきているので、気になる方は一度チェックしてみて下さい。

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