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【念願のフルサイズ】D780を諦めてD750を購入した5つの理由

カメラを趣味にして約1年、ついにフルサイズデビューしましたー!

以前書いたnoteで、「D850買うのが目標です」とか言ってたけど、それからD780という最高に良いカメラが発売されたので、途中からD780を買うためにお小遣い貯めてましたw

そして、いよいよD7500を売却すれば、D780の購入資金に届くところまで資金が貯まり、「さぁ、いよいよ私もフルサイズ」って思ってましたが、あっさり裏切り型落ちフルサイズD750を購入。

あれほどD780への欲が強かったのに、土壇場でD750購入を決めたのには理由があります。

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このnoteでわかること2

・D780とD750の違いは?
・D750購入の決め手
・D7500はどうするの?

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Nikonを使うユーザーにとって、最新機や型落ち機は性能や価格が気になるもの。今回は私がD750を選んだ理由について、決め手となった5つのポイントを解説します。

【D750購入ポイント①】価格の差

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【D750購入ポイント①】価格の差

まず、一番と言っても過言ではない決め手は価格差です。

D780は約24万円前後に対し、D750は10万円前後の価格で販売されています。

私は楽天市場のニコンダイレクトのアウトレットで、ポイント込み実質9.5万円(3年保証付き)で、新品水準品を購入しました!

これだけ価格差があると、D780の予算でZ50のダブルズームキットも買えるほど。

D750の発売当時の初値は約20万円ほどであり、D780は割高な価格設定で販売されていると感じます。

個人的にD780は20万円前後が適正だと思っていて、D750との現状価格差を踏まえれば、割高で購入するほど魅力がある感じでもありませんでした。

いや欲しいけど

【D750購入ポイント②】性能差

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【D750購入ポイント②】性能差

続いて、D780とD750の価格差は、それだけ価値があるかを考えてみました。

カメラの命とも言える画像処理エンジンは、EXPEED4からEXPEED6へと2世代の進化を遂げ、Nikon一眼レフの弱みであった、ライブビュー撮影でのAFスピードが飛躍的に向上。

私も背面液晶での撮影はよく使うので、この進化は魅力的です。

画像処理エンジンが変わったことで、全体的に色味や描写力も向上し、"カメラ"として間違いなくグレードアップはしています。

他にもシャッタースピードやバッテリー性能・高感度など、細かく言えば進化した点は多数あり、AF性能だけでもD5(Nikonフラグシップ機)相当に向上しただけでも素晴らしいです。

ですが

そこまでの高性能カメラ必要か?と考えてみました。

私は主に、普段はスナップ写真を撮ることが多く、野鳥やレース・航空機などの撮影はしません。

チョロチョロ動く子どもの撮影には、一眼レフよりコンパクトなミラーレスを使用します。

むしろ私の使い方的には、フルサイズはそこまで多くのシーンで必要性はありません。

では何故、フルサイズを購入したか?については、次のポイントで説明します。

【D750購入ポイント③】APS-Cとの両立

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【D750購入ポイント③】APS-Cとの両立

D780の購入予算を考えたとき、手持ちのAPS-C機D7500+APS-C専用レンズ一式を売却して、購入できる状態でした。

しかし、D7500に不満点はほぼなく、言うならば私をカメラ沼に引き込んだデメリットくらいでしょうかw

もはや枕元に置いて寝るくらいの愛機なので、愛着のあるD7500を売却するなんて…私にはできませんでした!w

まぁ愛機が売却できなかっただけでなく、私がフルサイズの購入を決めた理由が、「本来の画角」でレンズを使用したかったことにあります。

私が持つ、フルサイズ対応レンズのTAMRONの85mm/F1.8ですが、APS-C機で使うと焦点距離が127.5mm相当になります。

135mm中望遠単焦点レンズのような画角になるため、使ってて楽しいんですが、本来の85mmの画角でも使えれば…と思うように。

しかし、APS-C機を売却すれば、127.5mmの画角を失うことにもなるので、フルサイズとの両立を考えました。

フルサイズにはクロップ撮影と言うAPS-Cモードのような撮影機能もあります。

クロップ撮影時は1,000万画素ほどに画素数が低下しますが、私にとっては必要十分であり、APS-C機との2台持ちに固執していることもありません。

しかし運動会などの撮影シーンで、望遠レンズ付けっぱなし+単焦点など、カメラ2台の恩恵もある訳で、あえて1台にまとめる必要性も感じませんでした。

また、D7500のEXPEED5の描写力で十分満足していたこともあり、やはり売却するのは惜しいカメラであり、これからも現役で使えると判断した訳です。

最終的には、APS-Cはミラーレスに移行しようと考えています。

【D750購入ポイント④】中古市場・相場

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【D750購入ポイント④】中古市場・相場

この4つ目のポイントも重要で、カメラやレンズを買う際は、フリマや中古取り扱い店舗の買取・販売価格の相場を見るようにしています。

なぜ、買う前から中古や買取相場を見るのか、その理由はとても簡単で、「買った瞬間にいくら値落ちするか」が重要だからです。

例えば、D780のマップカメラ買取価格は約17万円です。(2020年7月現在)

24万円で購入して、開封・使用すると7万円ほど下がるイメージになります。

実際のところ、ほぼ新品であればフリマで売れば多少高値になるかもしれませんが、買ってすぐに売却することは考えないでしょう。

新製品は数年掛けて、徐々に値下がりするのは避けられません。

D750が6年で半値になっていることを踏まえると、D780も値下がり率が悪くても15~16万円台には下がると予想します。

※ただし、Nikonは一眼レフからミラーレス(Zマウント)へ完全移行、ミドルスペックの一眼レフ機がD780で最後の可能性もあります。(値落ちしにくい可能性がある)

現状24万円前後のD780は「値下がりの余地あり」ですが、D750は旧製品ではあるが、個人的に完成度の高いカメラであると言えます。

Nikonフルサイズ機で初のチルト液晶、防塵・防滴仕様、マグネシウム合金、ダブルSDスロットなど、一般ユーザーからプロまで、幅広い層から支持されています。

初値が20万円ほどであったことを考慮すると、現在の価格はバリューであり、コスパの良い実用に適した最適なカメラであると言えるでしょう。

(これ以上の値落ちはあまり期待できない。)

また、D780発売後もD750は製造終了となっていません。

基本的に製造終了後5~8年間は、交換部品の取り扱いがあると言われているので、今からD750を購入しても長く製品を使用することができるので安心です。

D750を購入し、D780の5年後の価格が4割ほど下がれば、ほぼD750の購入代金相当になり、実質D750を無料で手に入れられる計算になります。

用途的に新製品にしかない、必ず必要になる機能がないのなら、D750を購入しておきD780の値下がりを待つ方が、金銭的にお得になります。

新しいカメラが欲しい気持ちはわかるが…

さらに、D780が値下がりすれば、D750を下取り等で売却すると、数万円ほどになるかもしれません。

割高なD780を購入するより、D750を購入しておき、D780の値下がりを待つのは得策だと言えます。

【D750購入ポイント⑤】30歳の記念

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【D750購入ポイント⑤】30歳の記念

最後は完全に個人的な気持ち次第w

私は2020年6月をもって、晴れて30代になりましたw

30代からのフルサイズ

こんな肩書きはどうでも良いですが、何でもこじつけでも良いんでカメラ買いましょう。

さぁ、買おう

茶柱が立った、白猫を見た、近所のくじ引きでお菓子貰った、何でも良いんで購入のキッカケにしましょう。

大丈夫、金なら後でどうにかなる

撮りたい瞬間、今しかない

もし購入後、あまり使わなかったってなっても、型落ち品で購入してた場合は、そこまで製品価格は下落しないはず。

2,3年使っても、売却価格は5万円前後は残る可能性があります。

新製品の購入で、少しずつ確実に値下がりするより、価格の底が知れたカメラを買うのはリーズナブル。

ちなみに、レンタル大手のRentii【レンティオ】でD750をレンタルすると、3泊4日で14,800円も掛かります。

4泊5日以上で1,400円/日、単純計算で2ヶ月ちょっとのレンタル料金で、D750が買えるのでオススメです。

D750購入の決め手まとめ

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D750購入の決め手まとめ

私自身、D780の登場から約半年間、本当に悩みました。

当時はD750も12~13万円ほどしてたので、レンズ1本分の予算をボディかレンズに割くか…

しかし、APS-C機を手元に残すことで、焦点距離1.5倍分のレンズを残す意味合いで、D750・D7500を併用することにしました!

(予算的にフルサイズ用レンズで全て集められませんw)

D750の下取り・中古販売の需要が落ち着き、小売店の在庫処分が始まったと見て、D750を買うなら今しかないとの決断です。

そう、買うしかない

個人的に、2014年以降のカメラは、どのメーカーも完成度は高く、SONYならα7Ⅱ、キャノンならEOS 6D Mark IIなど、現在はバリューな価格になっていてお得です。

型落ち品であっても、自分の使用用途を満たしていれば、価格も手頃で手に入ります。

ちょっとレンズを買う気持ちで

フルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズのセンサー違い、撮影状況や予算などで使い分けることも可能なので、気になればぜひ買ってみるのも良いでしょう。

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