趣味を仕事にするということについて

「趣味を仕事にする」

と聞いた時にどういうイメージを持つか?

という話なんだけど

僕は

例えば「ゲームを仕事にする」というと、「e-sportsの選手になる」みたいなイメージを持っていた。

要は、趣味がお金をもらえるレベルにまで昇華するみたいなやつ

これはこれで良いと思うんだけどひょっとすると違う風に思ってる人がいてそれが昨今の仕事と趣味を同一視するという流れが一定ある中で価値を出せてるのではないか?と思ったということを書きたい。

まず前提

業務は会社との契約の中で決められたことをすべきである

というのは大前提ではある。

Job Descriptionにないことを業務中にやることは契約違反だというお叱りを受けたり、なんなら解雇される可能性があることは十分に留意すべきである

ということを最初に述べた上で、一旦極端な話を進めていこう

趣味を仕事にするの別の解釈とは何か?

文字通り仕事中に趣味をすることなんじゃないか?

アホか!って怒られるかもしれないんだけどまぁちょっと聞いてほしい。

「仕事中にゲームをしてたら、遊んでるんじゃないの?」

これは、割と明確に正しそうに思える

けど、本当にそうか?

ゲーム開発業務中に他社ゲームを遊ぶことは趣味か?

僕はかつてゲームを開発する部署にいたことがある

そんな時でも、なんとなくおおっぴらにゲームしてたらあいつ遊んでるなって思ってた。

ライバル研究と称して他社製のゲームを業務中に遊んで見る時も、自分ではなんとなく後ろめたい気持ちを持っていた。

そういう経験からも仕事と領域が近いそうな事でも一見遊びと思えることを仕事中にやることは憚れる

というのが一般的なんじゃないかと思う。

自分が仕事と思っていることと趣味だと思っていることをはっきりさせてみる

僕だけかもしれないが

これは仕事、これは遊びっていう感覚が明確にある。

例えばだけど

業務に関係する書籍を読む

ということもなんとなく仕事じゃなくて趣味だなって思ってたりした。

業務に関係あるブログを読むのはどうか?

業務に直接関係はないが、周辺範囲としては近いブログ記事はどうか?

slackを見るのは業務か?

自己研鑽は業務か?

といろいろ考えていくと、条件付きでこれは業務、これは趣味

みたいなことがあるんじゃないかと思う

それを自分の中ではっきりさせるのが第一歩

その次に、業務に近そうなもので趣味としているもの

これを業務とみなして、業務中に堂々としてみる。

この時、後ろめたいなんて気持ちを持たない。堂々とする。

マインドを変えないといけない。

日曜日に月曜日会社に行きたくねーって思うのは何故か?

趣味と仕事を完全に分離して、スイッチのオンオフのように、「はい、明日からは仕事!」の切り替えが発生するからではないか?

これが、仕事中も趣味をするし、休みの日も逆に趣味の仕事をする

っていう形で境界が曖昧になっていたら、働いてるんだか、趣味で遊んでるんだかよくわからなくなる

つまり、仕事と趣味の切り替えみたいなことを意識しなくなるので、休み明けに憂鬱な気持ちになるということもなくなるのではないか?

という考え方だ

あの人無限に働くな勝てないな

って人はこういう息抜きっぽい仕事(=趣味)を業務中にしてるからめっちゃくちゃ強いんじゃないか?

という気がした。

だから、趣味を仕事にしたらいいんだよって言う人は

あらゆることを仕事とみなしてて、趣味っていう感覚がないんじゃないか?

と思う

まとめ

- 普段やってることについて自分が趣味と思うか仕事と思うかを明確にしてみる
- 仕事に近い趣味を業務中に堂々とやってみる
- その範囲を広げていくことで仕事=遊びになる
- 逆に、休みの日は趣味に近い仕事を遊びと思ってやってみる
- 仕事と趣味の境界が曖昧になる
- 月曜会社行くのが憂鬱じゃなくなる

解雇されたらゴメンナサイ!

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