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感心と信頼の間には壁がある

初めましてこんにちは。

唐揚げ大好きすけまるです。

今回は人の感情について書こうと思います。

普段何気なく意識していることが、実はコミュニケーションの上でとても重要なことが伝わればと思います。

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▼人が感心する時の仕組み

まず自分が感心する場面を想像して欲しい。

友達、家族、知り合い、コメンテーター、ホリエモン。

誰を想像したかはさておき、思い浮かべた理由は過去に何かきっかけというか出来事があったと思う。

例えば、ボランティアに参加とか、新しいビジネスに挑戦とか、今ならクイズ番組で難しい問題に答える姿という人が多いかもしれない。

つまり自分ができない、経験したことないような行動を起こした時、人はすごいと感じる。

相手との距離はだいぶ離れている状態。

これは全く同じ行動でも、人により受け取り方が変わってくるので注意しなければならない。

ベジタリアンに、小学生が「今日は野菜をいっぱい食べました」と報告しても感心どころか、無視されるだろう。

これが感心するという感情の流れである。

▼人が信頼する時の仕組み

これは先ほどと同じように、信頼する人を思い浮かべて欲しい。

さらにもう一つ、今その信頼する人と自分を比べた時、距離はどうなっているか?

近い人、遠い人、すでに追い越した人。

様々いると思うが、唯一共通しているのが、当時よりその人に近づこうとしていること。

追い越しているならもちろん、その時に思った自分の感情に従って何かしら行動に移していると思う。

もしそうでなくても、近づきたいと思ったから信頼していることに違いはない。

相手との距離を縮めようとしている状態。

最初は感心と同じ心の動きでも、その後の行動に移っているかどうかがポイント。

▼信頼に足る何かを感じ取ってもらうには?

逆に今度は“してもらう側“で考えると、実は感心は結構簡単に得ることができる。

みんながやろうとしないことをやればいいだけ。

ところが信頼を得るには、行動に移すだけの理由を相手に与えなければならない。

つまり相手が感心と信頼の間にある壁を越えるための方法=手段を明確化する必要がある。

例えば、「ボランティア活動を行動に移してもらうために、どこに問い合わせてどんな手順で現地まで行くのか?」

「新しいビジネスを始めるには、アレとコレを準備してこういうマインドで挑戦すべき。」

このような具体化された情報を明示した上で、なおかつその行動の結果も伝えなければ相手には届かない。

結論、行動に移す人間がどれくらいかがその人の信頼性の指標となる。

表面的なSNSのフォロワーや、閲覧数ではなく、同じような活動ないしは発信をどれくらいしているかがとても大切。

だから真似される人が多ければ多いほどいいことにもなる。

だってそれをすれば成功したり、稼げたりすることが相手にしっかり伝えられているのだから。

世の中まだまだ、「あいつの真似しやがって」とか「同じことしても成功しない」という風潮だが、現実は…

「真似されるぐらい信頼できる情報」
「信頼しているから失敗してもやる!」

である。

そう考えると、今までの信頼と実績って何?と思ってしまう。

誰もやらなかったことをやって周りに感心されていただけの人は結構いる。

信頼する側は無意識に、される側は意識的に働きかける。

それこそ今の時代に必須のスキルと言えるだろう。

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私も誰かの信頼を得られるよう、結果を残していこうと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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