網守将平というミュージシャンを最近知った。

ラジオでたまたま知った。音大出(東京芸大の音楽学部の作曲学科)のアカデミシャンながらコマーシャルな音楽をやってる人で。
坂本龍一や渋谷慶一郎あたりの系譜ね。

渋谷慶一郎については以前Twitterで美大とファッション学校出た自分が真面目にアートな服について語ってるのに(アートもファッションも生半可な人間が適当こいてると)勝手な決めつけで浅子佳英と一緒になりバカにしてきた事があるので論外(浅子佳英というのは三流大学の建築科出がコンプレックスで、それを知ったかなアートやファッションの知識で埋め合わせようとする人文界隈の御用建築家です)。
坂本龍一の方は(あえてコマーシャルで売り出したのは世に出る為な)打算ぽいので。世代的に。

自分は音楽をほとんど聴かない。radikoで細野晴臣や隔月でやる坂本龍一とかの番組を聴くぐらいで。他に聴くものもないから消去法で。かかる曲も一番マシな部類だからで、正直好みでは無い。無理をして聴いてる。
まあこの人(網守将平)の音楽もやはり本当のところ、よく分からないのだが「アカデミシャンがアカデミズムで厳密にやってるコマーシャル音楽」というのは分かる。
「ハイカルチャーベースにもつ人間がサブカルチャーとどうクロスオーバーするか」自分が美術とファッションでやってる事と近い、そんなシンパシーを感じるのかもしれない。

なんか最近は本質的なものしか受け入れられない。サブカルチャーの非本質が辛くなってきた。きちんとアカデミズムでアタックかけてるコマーシャルでないと無理みたいな。

ネットで読んだインタビューもいくつかリンクを貼っとく。

網守将平と音楽問答。我々は「音楽そのもの」を聴いているのか?

もう一度、電子音を難解なものと考えよう―アカデミックな新鋭、網守将平が突き詰めた斬新すぎるポップ・ミュージック論

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