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なぜマネーフォワードにデザインプログラムマネージャーが必要なの?-ストーリーで読む求人票:セルジオCDOに聞いてみた-

【こちらの募集は終了しております】

こんにちは、ちゅうさんです!
マネーフォワードのデザイン戦略室では初のデザインプログラムマネージャー(DPM)となる方を募集しています。

ですが、なぜデザインプログラムマネージャー?
なにをやるの?
なんでマネーフォワードで?
今のデザイン戦略室のままじゃないといけないの?
と疑問ばかり…!

そこで!マネーフォワードのCDOであるセルジオさんになぜマネーフォワードがデザインプログラムマネージャーを採用するのか、その想いを伺ってきました!

登場人物とデザイン戦略室

株式会社マネーフォワード
執行役員 CDO(Chief Design Officer)
伊藤 セルジオ 大輔
関連記事:CDOってどんな仕事?

デザイン戦略室
「デザインの力を最大化し、マネーフォワードの目指す社会を実現する」をミッションとするマネーフォワードのデザイン横断組織です。
個々のプロダクトのデザインを高めるだけではなく、あらゆる顧客接点、さらにはビジネスの根幹にまでデザインが行き届いた状態を実現し、デザインがビジネスの競争優位性として機能している状態を目指します。
具体的には「経営にデザインを取り入れる」「デザイン組織の強化」「プロダクトデザイン品質の向上」「ブランディングの全体最適」などを主に行っています。
関連記事:縦と横でつながるデザイン組織

そもそもデザインプログラムマネージャーって?

デザインプログラムマネージャー(DPM)とはいったいどんな仕事なのでしょうか?

DPMという職種について詳しく書いている『デザイン組織のつくりかた デザイン思考を駆動させるインハウスチームの構築&運用ガイド』から定義を要約してみます。

デザイン組織が成長するに従って、デザイン部門長はオペレーションの問題に対処する時間が長くなり、クリエイティブやマネジメントに注意を向ける時間がなくなり、何か問題が起きるかもしれない。デザインプログラムマネジメントはデザインチームの有効性と生産性の主たる責任者のこと。業務をうまく進め、円滑なチーム作業をするために奮闘し、妨げとなる計画や手続き上の問題を排除する。

ピーター・メルホルツ、クリスティン・スキナー(2017)
『デザイン組織のつくりかた デザイン思考を駆動させるインハウスチームの構築&運用ガイド』

セルジオさん!マネーフォワードになぜDPMなんですか??

端的にいうと、これから100名規模になるデザイン組織を安定的に運営し、所属するデザイナーが成長できる組織を作っていくためです。

今のマネーフォワードは社内にデザインチームが複数あり、それぞれミッションや扱うプロダクトも異なります。常に新しいプロダクトの開発が行われ、成長していますし、デザイナーの数も増えています。

またデザイナーの活躍範囲の広がりにしたがって、デザイナーのグレード要件を最近アップデートしましたが、作って終わりではなく継続的なアップデートをして、所属するデザイナーがキャリアを描けるようにしていかなければなりません。

マネーフォワードのデザイナーがキャリアパスを明確にイメージすることができ、適切な評価と成長実感を感じられるようなグレード要件表。これをベースに、人材採用、評価、育成計画を立てる

今はCDOである私とそれぞれのデザイン部の部長達が一緒に要件の整理や、目標の最適化など、デザイナーが働きやすい環境を作っています。ですがそれぞれのデザイン部によって目標は異なりますし、自分の部のデザイナーの評価育成もあります。

今はみんなで協力してやっている状況で、クリティカルに何か課題があるというわけではありません。ですがこれから人数がどんどん増えていくと、どこかで課題は必ず出てくると思います。そのために先手を打ちたいのです。

ナレッジマネジメントや発信ももっと重要になってきます。こちらもデザイナーそれぞれが意欲的に行ってくれていますが、もっとナレッジを蓄積できる仕組みを作ったり、発信も戦略的に計画性を持ってできると考えています。

そのために「マネーフォワードのデザイン組織のデザイン」を専属で行っていただくポジションとして、DPMとなる方を採用しようと考えています。

まずは1名ですが、今後はDesignOpsというデザイン組織を支援する組織を作っていくことになるでしょう。そこを牽引し、マネーフォワードのデザイン組織をより成長できる組織にしていただきたいです。

DPMのMissionとお仕事は?

デザイン戦略室のミッションは「デザインの力を最大化し、マネーフォワードの目指す社会を実現する」ことですが、その中でDPMは「組織作りにおいて、デザインの力を最大化すること」がミッションになります。

デザイナーの評価の仕組みや成長支援、ナレッジマネジメントや発信の仕組み作りなどを、会社の数字や広がりを見て、戦略とロードマップを引き、効果的にやるにはどうすればいいか考えて行っていただきます。それにデザイン文化の醸成なども仕事として入ってきますね。

また一緒に仕事をする人だと、CDOである私を中心にデザイン戦略室のメンバーが多いと思います。さらに各部のグループリーダーと目標の設定や、評価の粒度を合わせるためのコミュニケーションを取ることも期待したいです。

入社して1〜2ヶ月は各部長〜グループリーダーとの1on1や、ドメイン知識のインストールなどインプットに集中していただき、全体を俯瞰して見ていただこうと思います。

それからメンバーの育成という側面で、どんなデザイナーがいるか把握していただきたいので、どんどんコミュニケーションを取って信頼関係を築いてほしいです!

マネーフォワードで得られる経験って?

今のマネーフォワードにおけるデザイン組織のフェーズは面白いと思います。これから100人規模になっていきますし、toBやtoCなど様々なドメインが入り混じっています。ある意味難易度を楽しめると思います。カオスではあるかもしれません笑

それにマネーフォワードは経営レベルからデザインを大事にしていくと話している企業です。まさにそれを体現するポジションとなります。

マネーフォワードのデザイン組織作りはUser Focusなプロダクトを生み出し、社会により良い価値を提供することに繋がる、非常に意義のある経験ができるポジションです。

こんな人と仕事をしたい!

前提として様々な人と関わるポジションのため、コミュニケーションが好きな人がいいですね。

バックグラウンドで言えば、デザイナー出身の方が望ましいと思っています。今までプロダクトやブランドをデザインしてきた中で、組織を作ることでプロダクトやブランドをより良くできる、価値を高められることに共感いただく方ですね。プロダクトやブランドへのデザインアプローチを組織に反映するイメージです。

そこに興味があり、マネーフォワードのカルチャーに共感いただけるならば、マネジメントの経験は必須ではないと感じています。

マネーフォワードが様々なプロダクトを生み出すことにより社会を良くしたい、そのプロダクトを生み出す強く成長できる組織を作りたい。そんな考えを持てる方と一緒に仕事をしたいですね。


セルジオさん、ありがとうございました!!

マネーフォワードの採用サイトが生まれ変わりました。是非ご覧ください!

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