斃れた有翼恐竜

ハートビートシティ

ある時期、ライブエイドでの「ハートビートシティ」を、気付け薬がわりに視聴していた時期があったカーズ。

なかで巨大な有翼恐竜のように悠然とリズムギターを刻むリック・オケイセックの異形は好みのビジュアルだった。

その恐竜が干からびたように老いた姿に哀感を覚えたのは、つい先日のことだったが、とうとう化石になってしまったらしい。

いっしょにカーズを結成したベースのベンジャミン・オールはとうの昔に他界しているし、これでカーズのナンバープレートは「THE END」になったということか。

いま追悼に落とした針はLPのエンディング「ハートビートシティ」をまわっている。

やっぱクールだな、この曲は。
そして不思議な懐かしさがある。

いまは有翼恐竜はきっと、ライブエイドでのプレイのように勇躍と、あちらの世界へと飛んでいることだろう…


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手作り野球場DREAMFIELD元管理人。現ホーリー農園オーナー兼物書き。主な著書に『わしらのフィールド・オブ・ドリームス』(メディアファクトリー)、『衣笠祥雄はなぜ監督になれないのか?』(文工舎)、『初優勝』(プレジデント社)など
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