2125年の事を藤子先生だけに丸投げするのはよくないと思うんです。

9月に買った車に
「アラウンドヴューモニター」というものがついてて、これは、「VIEW」というボタンを押せば上から車を撮影してるかのような映像がみえるから
もはやこれがあればどんな無理矢理な駐車も可能。

使ってる人なら分かると思うんだけどたまに未だに「オーラーイ」「オーラーイ」とかやりたいおっさんとかいてそういう人が【頼んでもないのに】駐車の誘導してくるとき「オーラーイ」本当にお願いだから「オーラーイ」お願いだから黙って「オーラーイ」静かにしてお願いだから「オーラーイ」お願いだからアラウンドヴューモニターだけに「オーラーイ」集中させて邪魔しないで邪魔すんな黙れ糞うるせええええええええええええええええーーー
と心の底から罵倒しそうになるくらいに、もう私はおっさん(人間)よりもはるかにアラウンドヴューモニターを信頼しています。

なぜならアラウンドヴューモニターは真実しか映さないから。

言うまでもなく本当に空から映像を撮っているわけではなく車のサイドやあちこちにカメラがついていてそれが組み合わさってまるで上から撮影されているようになっておりあとどのくらい障害物まで距離がありどんな角度でどんな曲線で自分が普段駐車してるのか一目瞭然なのです。

あれ?これ、10年後、
人間についてるんじゃない?


人間の両耳・つま先あたりにシール型の小型カメラを貼って(たぶん3ヶ月くらい使えて2600円)、手首に巻いてるapplewatch的なものの「VIEW」ボタンを押せば、まるで自分のはるか上から撮ったような自分を写した映像が、見たい時に、"アイスクリーン"で見られる。
アイスクリーンとは「アイ・スクリーン」で、コンタクトのように薄型の、目にはめる映写機?的な、それを瞳に装着してると目の前に映像が映し出されるというもので、ただし現代のコンタクトレンズのように目に直接つけるというよりは0.02mmくらい空気を挟み宙に浮き、角膜を傷つけません。

"自分を客観視する"というのは大きな発見をくれる。

たとえば何度かラジオに出たことがあるんだけどその時、スタジオの中でトークしながら同時に自分の声を大きなヘッドフォンで聞くんだけど、それが録音でなく耳と口が同時だからハッキリと自分の声と喋り方のクセをリアルタイムに把握できて、傷つくほどに新鮮な発見がある。

同時じゃなくてもプレゼンしてる映像だって、もしくは普通に歩いてるシーンだって、芸能人じゃない限りテレビで確認できないから自分を客観視するというのは想像の中の自分と現実の自分を近づけるためにいいのではとおもう。


たとえば先輩との2人きりご飯でお会計するシーン、
えーと、財布だしたもののこれはこのレジの真横にいていいのかえーとこれは先にでていいのかいやここで待ってた方がいいのかもう財布はしまっていいのかいやまだあれこれ、あたふたあたふたー!!!!
という自分の映像なんて客観的に一度でも見れたとしたら、二度とそんなあたふたしなくなる!

デートのときに使えばきれいに歩けるかもしれないし、
服の試着してるときに使えば似合ってるかどうか別の視点で見れるし
美容院でもそう。キスするとき私こんな角度ですか?!それ以前に頭の形こんなんですか?!白髪あるやんけハゲとるやんけと、
なんか画期的に便利なシーンが結果ひとつも浮かばないわ。


浮かばないんだけど、なんかよくない?!未来じゃない?!あんなに入荷待ちだったのに半年で消え去るかもしれないけど、もはやファービーやハイパーヨーヨーのほうが必要なものかもしれないけど、最終的にはエロ動画サイトの[ジャンル]の新しい項目にはなるのではないかということしか思いつかないけど、


いや、いや、
安心してください藤子先生(正式には藤子F不二雄先生)!私は、先生に丸投げせずに着実に未来を予測していくので期待しててください!
つづきます!






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