
1996年4月のCDTVランキング
週間の番組表を見ていたら、いよいよCDTVに終の文字がついていた。
以前にも書いた通り、僕はCDTVの熱心な視聴者だ。(上記note記事も参照)
番組を見始めた1996年は、まさにJ-POP黄金期。当時のランキングは全て手書きで記録していたので探してみると、お宝ランキングがザクザク出てくる出てくる!一人部屋で大興奮&懐かしさに悶絶する一方だった。
今回はその中でも最も古かった、1996年4月20日に王様のブランチでオンエアされたCDTVのランキングをここに復刻してみます。
(ちなみに当時ブランチでは前週深夜のCDTVを再放送していたため、つまるところこれは1996年4月13日付のCDTVランキングという事になる)
40.花/石嶺聡子
39.MAGIC CHANNNEL/TOKIO
38.マイ フレンド/ZARD
37.TORA TORA TORA/MAX
36.胸がドキドキ/ザ・ハイロウズ
35.BABY BLUE/フィッシュマンズ
34.Chase the Chance/安室奈美恵
33.LOVE NEVER DIES/THE ALFEE
32.TOMORROW/岡本真夜
31.STEP BY STEP/ZIGGY
ミリオン超えの大ヒット曲が3曲もランクインする中、フィッシュマンズがいるのが面白い。こういうところが90年代の豊かさ!ハイロウズも未だデビューしたての頃。
30.DAHLIA/X JAPAN
29.蝶/工藤静香
28.グロリアス/GLAY
27.幸せになりたい/内田有紀
26.SO BLUE/森高千里
25.T・R・Y -RETURN TO YOURSELF-/TWO-MIX
24.あぁ/大黒摩季
23.DEPARTURES/globe
22.Be Myself/T-BOLAN
21.Sexy/hitomi
ヴィジュアル系、アイドル、ビーイング、小室ファミリーなど。Xが解散する前だったり、GLAYがブレイク間もない頃と考えると時代を感じざるを得ない。。
20.プライマル/ORIGINAL LOVE
19.目を覚ませ、男なら/椎名へきる
18.ベイビィ・ポータブル・ロック/ピチカート・ファイヴ
17.ガッツだぜ!!/ウルフルズ
16.FOREVER/岡本真夜
15.エピキュリアン/BE∀T BOYS
14.空も飛べるはず/スピッツ
13.バンザイ ~好きでよかった~/ウルフルズ
12.ミッドナイト・シャッフル/近藤真彦
11.JAM/THE YELLOW MONKEY
J-POPのスタンダードと化した曲がこれだけ並ぶの、素直にすごい。オリジナル・ラブやピチカート・ファイヴがランクインしてるあたり、渋谷系が騒がれていた頃でもある。
ちなみに15位のBE∀T BOYSは、THE ALFEEの変名ユニット。
10.名もなき詩/Mr.Children
9.DAN DAN 心魅かれてく/FIELD OF VIEW
8.ミエナイチカラ ~INVISIBLE ONE~/B'z
7.そばかす/JUDY AND MARY
6.END OF SORROW/LUNA SEA
5.Love & Peace Forever/trf
4.Baby baby baby/dos
3.FREEDOM/globe
2.I'm proud/華原朋美
1.Don't wanna cry/安室奈美恵
トップ10中ミリオンが5曲というハイレベルっぷりで、9位〜7位は全てアニメタイアップ。アニソンの強さはこの頃には既に確立されていた。
メガヒット曲ばかりが並ぶトップ10だが、お気付きだろうか。なんとこの週は1位から5位まで全て小室哲哉プロデュース作品が独占した歴史的な週なのである。
もっと言うと、2位にTKの元カノ、3位と4位にTKの元妻がいて、更に1位と5位は元夫婦という今となってはドロドロな週でもある。
Don’t wanna cryやBaby baby babyがランクインしているあたり、小室さんがR&B系のアプローチに傾倒し始めた頃だなと気付いたりもするけど、R&Bのヒット曲の先駆けとも言えるUAの「情熱」がこの年の初夏リリースなので、今思えば小室さん、結構早めに乗っかっていたのでは?海外のトレンドもよく研究していたんだろうな、と思う。
ちなみにtrfの「Love & Peace Forever」もピースフルなディスコナンバーで大好きな曲。これが小文字時代最後のシングルだけど、大文字になってからセールスが急降下して困惑した思い出。後に小室プロデュースからも離れるんですよね。
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