見出し画像

#5 suisaiのルーツ

こんにちは、Shizukaです
suisaiでは主にTop chorusを担当しています

いつもsuisaiの活動を見守ってくださるみなさま、ありがとうございます


普段のライブの場ではお伝えしきれないsuisaiについて、もっと発信していきたいな、また演奏を聴いてくださるみなさまともっと近づきたいな、という気持ちでblogやLINE@を始めました


特にLINE@では気軽にメンバーにメッセージが送れますので、ぜひ仲良くしてくださいね
(一度自動応答メッセージが届きますが、いただいたメッセージはメンバーが読んで、個別にお返事もできます)


というわけで今回は、LINE@でお友達になってくれた方からリクエストいただいたテーマでblogを書いていこうかと思います

「suisaiのメンバーそれぞれの、ルーツになった音楽が知りたい」

実はsuisai、それぞれアカペラサークルの出身者ではあるのですが、サークルを卒業してから知り合い、グループを組んでいるため、学生時代のアカペラ活動や好きな音楽ジャンル、今までの音楽との関わり方をお互い深く知った上で組んでいるわけではありません(一部メンバー同士は初練習が初顔合わせだったり…)


今でこそグループで活動していくためにたくさん話し合いを重ね、少しずつお互いが分かるようになってはきましたが、「自分の音楽のルーツ」については語り合ったことはありませんでした
というわけで今回、それぞれのメンバーに質問してきましたので、ぜひご覧ください

「あなたのルーツとなった音楽はなんですか?」


◆Emiri

・BUMP OF CHICKEN の世界
中学1年生の時に出会い、そもそも「音楽を聴く」ことの楽しさを教えてくれたアーティストです
彼らの音楽に触れると、世界はもちろん、あるいは人の性根(しょうね)までも、そう簡単には変えることができないことを思い知らされます
それは決してネガティブなことではなく、むしろその事実が、リスナーの心の拠り所となっている気がします
彼らの音楽には何度となく救われてきました
日頃意識していなくても、あるいはこの先離れてもしまうことがあっても、ふるさとのようにずっと存在し続け、一緒に生き続けてくれる音楽だと思っています 

・東京事変(椎名林檎)の音楽
物心ついた頃からJPOPだけを聴いて生きてきた私に、「表現の多様性」を教えてくれたアーティストです(未だにJPOPしか聴きませんが…)
また、音楽を「聴く」だけではなく、「歌う」楽しさを教えてくれたのは、間違いなく林檎さんです
おかげさまでピッチ高めに育ちました


◆2gou

・谷川俊太郎・木下牧子「そのひとがうたうとき」
聴くといつも涙が溢れる
いつかこんなうたを歌えるようになりたい

・Take6「A quiet place」
確か10歳頃だったか、初めて聴いたコンテンポラリー・アカペラの曲
「声は祈り」という想いにいつも立ち戻らされる

・北原白秋・草川信「ゆりかご」
記憶に残る限りの最初のうた
祖母が歌ってくれた子守唄

物心ついた頃からずっとうたが好きでした
でも「ルーツ」となると難しく、もしかしたら音楽でないものの方が、今の自分の構成要素として、多くを占めているのかも知れません
そのくらい、統制もとらず、散々に分裂したインプットです
そんな散り散りな中でも、今の自分をつくっているだろうな、というものを3曲、挙げました
また変わっていくことと思います


◆Ryu

・コブクロ
中高生時代に、初めてどハマりしたミュージシャン
メロディーだけでなく、歌詞として歌われる言葉にも、思考の余地が大いに有り、思春期の自分自身の心の基礎を形作ってくれた

・久保田利伸の音楽と、久保田利伸に影響を与えた洋楽の数々
物心つく前から、家で毎日のようにライブ映像が流されていた
自分の歌の基礎やリズム感は、全てこのときに知らず知らずのうちについたのかもしれない


◆Haru

・SMOOTH ACE「きらめき」(アルバム)
高校1年生の時、視察に行った筑波大の学祭へたまたまゲストで来ていたSMOOTH ACE
男5人で感涙し、折半してアルバムを購入したのを覚えています
コーラスグループとしてのアルバムですが、アカペラを始めるきっかけを作ってくれました

・星野源「Stranger」(アルバム)
大人のまま、記憶の中の遊園地に迷い込んだようなノスタルジックな雰囲気が大好きです
2014年の武道館ワンマンで聴いた「レコードノイズ」は一生忘れません


・谷川俊太郎・松下耕「信じる」
初めて聴いた時、感動して呆然としました
あんまり真面目に取り組めていなかった合唱部時代で、一番心に残っている曲

高校時代はニコニコ動画でVOCALOIDや歌ってみたカテゴリもかなり聴いてました、懐かしい


◆Komei

・木下牧子『鷗』
男声合唱に打ち込んでいた高校時代に出会った無伴奏合唱曲
洗練された和声と旋律が、三好達治の力強い詩にドラマ性をもたらしていて、何度聴いても泣きそうになります
自分が音楽作りで迷った時、いつも立ち返る場所となってくれている、灯台のような曲です

・Take6『Family of Love』
僕の中で、コンテンポラリーアカペラと合唱という二つの別のジャンルが、一つの接点で結びついた記念すべき曲です
Take6にはアカペラの全てが詰まっていると今でも思っています

常に雑食を心がけていて、クラシック・ポップス・ロック・ジャズなど色んな曲を聴きますが、自分の音楽史を変えたのはこの2曲です
アカペラでしか表現できないものの存在を確信できる、特別な曲です


◆Shizuka

・作曲家Alan Menken(敢えて1曲あげるなら『Part of Your World』)
影響を受けたのはディズニー音楽、特にAlan Menkenが作曲した楽曲たちで、幼少期「美しい音楽に人は心を動かされること」や「音楽で世界観を表現できること」を知るきっかけになりました
おそらく、音楽を聴いて泣く、という経験を初めてしたのがディズニー音楽ではないかなと思います
幼心に、その楽曲をより楽しめるのはその曲にとっての「原語」であり、翻訳された日本語歌詞ではない!と思っていたので、当時6歳くらいでしたが、読めない英語の歌詞カードを見て一生懸命追いかけていました
特にPart of Your Worldが大好きで、毎日CDプレーヤーの前に張り付いて聴いていた思い出の曲です

・オペラの世界
アカペラと出会う前から音楽は好きで、子ども合唱やピアノ、ギターにもハマっていた時期がありましたが、その中で出会ったオペラの世界
はじめは観ているだけでしたが、あのオーケストラと歌唱の華やかな世界に憧れ、高校生くらいからバックコーラスとして実際に舞台で歌っています(実は今も細々続けています)
アカペラではライブの際マイクを使って演奏するのが主流ですが、オペラのように、生声が直接ホールに響く環境も好きです


どうでしたか?
LINE@では引き続き、blogテーマを募集していますので「こんなテーマで書いてほしい!」というものがありましたらお気軽にメッセージくださいね

ではでは、またここでお会いしましょう


YouTube Channel

各サブスクリプションサービスにて楽曲配信中


いただいたサポートはアルバム制作に使わせていただきます