休日のあめは好き 灰色の街は大きな世界からぽつんと取り残されてしまったような そんな休日は紅茶を入れて、ソファーに埋もれて、新しい本を一冊 どうか夜になって私が眠りにつくまで、このあめが止みませんように
青春が楽しいなんてそんなのはウソだ たくさんの想いが ちゃんと熟さないまま溜まっていって、 その青臭い匂いが 私を憂鬱にさせる みずみずしさをふくんだ重さが ずっしりと内側から重力をかけてくる このままずっといけば わたしは年老いた星のように おおきく まぶしく爆発をして 小さな星のかけらを 辺り一面にまき散らして そして消えていってしまうだろうか
人間、早く死ぬにはどうやって生きたらいいだろう。 煙草をいっぱいすうとか、お酒をいっぱいのむとか。でも、痛く死にたくはありません。 女優の生写真と、好きな漫才師のコント、あとは誰にも見られたくない恥ずかしい思い出だけ。私が生きている理由。 もしかしたら違うかも。 死ぬことって勇気なのかも。だったらあたしは一生死にきれないで生きていくに違いない。
すっごくバカみたいなことをやって、 例えば誰かに話したら、ばかだなー。でも心配だからさ、今後気を付けてよー。って言われちゃいそうなそんな、そんなちょっとした失敗をして、私はアイロンを手に持ったままひとしきり落ち込んで、あなたにLINEを送ったら、2時間後くらいに返信が返ってきました。 「ばかじゃん！！」 「ほんとそういうとこ」 「危ないから気をつけろよ」 「心配だわ」 思っていた通りの反応だったよ、どうもありがとう。 私はこの失敗を誰かにちょっと笑ってほしくて、でも心配も
