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台湾入試制度-大いなる野望

2016/08/27(FC2「ほんわかすーた まブログ」から)

今晩は〜!

先週一週間、高校の授業に向けての入学前教育がありました。明後日が入学式です。

入学前教育の最終日に、教科書参考書問題集もろもろ合わせてなんと合計48冊が配られた事で、俄然やる気スイッチの入った私は今後3年間の学習目標を立てる事にしました。

まず、台湾の大学受験制度についてごく簡単に説明します。

台湾の大学受験は主に繁星、個人申請、指考3つの入学方法があります。

基本的にこの3つは、「學測」と言う日本で言うセンター試験のような統一テストを受けた事を前提として行われる入学方法。

では、おおまかに説明したいと思います。

繁星:3月中旬

毎回の定期テストの成績(高校二年間の総合成績)を参考にして、高校から推薦される方法です。もちろん學測の成績も必要としますが、2年間の総合成績が高ければ高いほど下駄を履かせてもらえます。

個人申請:5月中旬

學測を受けた後、申請したい大学の学部を6つ選び(大学は同じじゃなくても良い)、それぞれの大学に書類を提出し、面接やテストを受ける制度。

指考:7月上旬

テスト一発勝負の制度。点数で全てが決まります

指考個人申請とは違い、面接がないのでペーパーテストが得意!と言う生徒にぴったりです。

大学側が必要とする科目だけを受ければいい、と言う利点もあります。

そして指考個人申請で志望校に受かる事のできなかった生徒が再挑戦できるラストチャンスとも言えます。しかし殆どの生徒はこの時点ではもう既に大学に受かっているので、倦まず弛まず強い精神を保ち勉強し続けていける根性が必要です。他の生徒が遊んでいる中勉強しないといけないのですから。

ちなみに學測テスト範囲は主に高校2年までで、指考は3年間分という大きな違いがあります。

当然、受験は早く終わった方が嬉しいし楽なので、高校生たちは皆學測受けて繁星個人申請で受かろうとしますが、學測では主要五科目を全て完璧にしないといけないので、高校受験みたいでちょっと嫌です。

一方指考では、試験範囲は広いものの、理系の人は理系の勉強だけ、文系の人は文系の勉強だけに専念することができるので、一長一短です。

さて。

私の戦略は最初の定期テストでぶっちぎりの高成績を取り、勉強ができるキャラをクラス内で確立することです。

こうすれば、先行逃げ切りでどの方式で受験する場合でも優位に進めることができるでしょう。

この週末は早速志望大学を早々に決定させ、学校見学へ馳せ参じたいと思う次第であります。

乞うご期待を!

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