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知の限界点と無我、非有非無、無根

◇知の限界点と無我、非有非無、無根◇


悟りの道中の後半で、おそらく必ず通過するポイントがあります。
それが無我を悟るポイントなんです。
但し、ここで言う無我とは、私が無いという意味ではなく、一切に実体が無いという意味です。

実は、この無我という概念には、同義な別の意味があります。
それが、非有非無、無根です。
非有非無とは、一切は有るとも無いとも言えないという意味です。
無根とは、一切に根拠は無いという意味です。

これらの無我、非有非無、無根は、わかるということ、知るということの限界を表すものとも言えます。
認識の正しさの原点ということもできます。
つまり、無我、非有非無、無根に沿った考えは合っている、正しい考えであり、そうでない考えは間違っている考えでなのです。


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