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短歌

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2022年11月の記事一覧

飽きるまでとりあえずやってみる7

飽きるまでとりあえずやってみる7

帰り道コンポタ缶を飲み歩くあと一粒がなかなか出ない

プラパック輪ゴムでとめた焼きそばと豚汁一つ寒空の下

どこからか銀杏の匂い漂うどこにもイチョウ生えてないけど

金木犀の香りを春につける人桜の香りを秋につける人

「安心して俺の胸に飛び込めよ・・・」化粧崩れるしやなんだけど

あの月を彼も見ているのだろうか冷たく暗い鉄格子から

愛する彼女のナビゲートでドライブ「50m先を右です」

すれ違い

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飽きるまでとりあえずやってみる6

飽きるまでとりあえずやってみる6

本当は門限なんて気にせずに君と沢山話したいのに

「破る」という言葉をテーマに完全なる妄想で詠んだ1首

流行ってる恋愛ソングの歌詞はどこか遠い国の話のようで

歌番組を見てた時に「恋愛ソング全然共感せんな〜」と思って詠んだ1首

スイカの種は皆が吐き出すのにイチゴの種は誰も気にせず

なんだかふと気になったことを詠んだ1首

「きゅうりには栄養がない」という話ほど栄養のないものはない

きゅうり

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