バンクーバーで採用活動をやってみて、自分に活かせることがたくさんあるなぁっと思ったことまとめ
Frog Advent Calendar 2018の2日目の記事です。
記念すべき1日目はFrogの代表Sennaさんの「もはやエンジニアというより何でも屋な僕が利用しているツールや環境紹介」です。今回のアドベントカレンダーの大きなテーマが「自分が使っているツールの紹介」ですが、つい先日、人生ではじめて採用活動にかかわりました。得ることがたくさんあったのでそちらを共有しようと思います!
今の私のステータスは、バンクーバーのIT系専門学校(CICCC)に行きながら、バンクーバーの企業でウェブデベロッパーとして働いています。早いもので、その企業で働きだして、1年以上経ちました。
今回は、バンクーバーでお世話になっている企業での採用活動のお話です。
募集要項はすこし気にして欲しいかも
バンクーバーで就活するときは、「募集要項は5割くらい満たしてたら応募する」っと言われています。それは正解だと思います。
募集要項を作成するところからやりましたが、とりあえずいい人が来てほしいので、内容を詰め込みました!もちろん、すべて満たしてくれる人が現れたら最高ですが、別に期待していません。むしろ、すべて満たしたスーパーマンがきたら、給料が払えないかもしれません。トレードオフですね。
とりあえず、どんな人がいるのか、たくさんの人に会いたいと思いました。
ただ、「ウェブデザイナーとしての経験があると嬉しいです」としか書いていなかったからなのか、サービス業や営業などウェブの経験がゼロの人も応募してくれました。ウェブ系の専門学校に行っているわけでもなく、独学しているわけでもないみたいです。
残念ながらレジュメを見る限りは、経験ゼロ、とりあえず応募みたいな感じだったので、その時点でお断りしたので真偽は定かではありません。
なぜ応募してくれたのかが見えませんでした。
募集要項に応える必要はないと思いますが、会社がどういう人を求めていて、自分はどういう風に役に立てるのかをレジュメとカバーレターで教えてほしいなと思いました。
耳がタコになるほど言われることですが、企業側に立つことによって、あらためて理解できました。
インタビューはコミュニケーションを見る場かも
わたしがお世話になっている会社は日系の貿易会社なので、ウェブデベロッパーは社内の人と日本語でコミュニケーションをとることが多いです。そのため、日本語で面接しました。日本人も多く応募してくれましたが、日本に留学していた人や日本で働いていた人も応募してくれました。
みなさん日本語の聞き取りは問題ないみたいで、きちんと質問に答えていただきました。ただ、そういうことを答えて欲しいわけではないっと思うこともありました。
コミュニケーションをとろうとしてくれたんだと思いますが、余計なことを付け加える人がいました。これは会社によってはうざがられるなと思いました。例えば、「PHPはやったことないので、オンラインコースで勉強します。そういえば、バンクーバー図書館だとLinda.comが無料で受けられるんですよ。それを利用します。」など。
北米では、歓迎されるのかもしれませんが、わたしてきには図書館のくだりは不要でした...
また、質問に答えているときにすごく笑う人がいました。それが自信なさそうに見えたし、すこしイラッとしました。わたしもよくやるので、気をつけようと思いました。
人の振り見て我が振り直せですね。
給料交渉は大事かも
募集要項のほどんどにマッチして、インタビューもスムーズで、その人が第一候補かなと考えていた人がいました。インタビューの最後の方で、給料のことを聞くと、「どうでもいいです」と。
それを聞いた社長がインタビュー後に「この人は、技術力あるのになぜ高い給料を要求しないのか?あやしい...」と言っていました。
なるほど!
日本では、謙虚な姿勢が評価されることもありますが、バンクーバーではそうではないと感じた瞬間でした。自分のことは自分が一番知っている必要があって、適切な給料を提示することができるのも、必要な能力の1つだと思いました。
趣味ではなく、仕事ですから。プロですからね。
結論
あたり前のことばかりかも知れませんが、別の目線からみた情報を共有してみました。自分のことは棚にあげています。
技術力があっても、落ちることもあるし、なくても受かることもあるし、採用活動は一期一会。出会い系アプリのように、たくさんメッセージを送って、お互いが納得する出会いを見つけることが大事だと思いました。
この経験を活かして、無事にコープ先を勝ちとるぞい(๑•̀ㅂ•́)و✧
そのほか申し訳ないけど、思ったこと
インタビューするときに、つたない日本語でたくさん伝えてくれるのは嬉しかったのですが、つかれました。早く時間が過ぎろ~って思ったくらい。だから、英語圏で十分に自分の魅力を発揮するためには、英語がたいせつだなと思いました。
どうでもいいこと
やる気がなくなったときや、外部刺激からワクワクを得たいときは、「宇宙兄弟」か「キングダム」がおすすめです。あと、海外留学のバイブルは「のだめカンタービレ」だと思います。
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