亡き王女のための水域 私なりの解釈

みなさんこんにちは
私が愛してやまない曲 
おいしくるメロンパン 亡き王女のための水域の話を今回はしたいと思います。

考察などと言えるほどのものは無いので 私なりの解釈を。


まず初めに
私は この曲の登場人物
あなた 王女 僕 王女専属の執事、家来
だと仮定して話を進めます。

あなたが唯一残した世界

王女は既にこの世界に存在していないことが分かります。

海のように 眠り続けるのが
あなたに許された祈りならば


王女はなにか罪を犯し 死刑(海のように眠り続ける 島流しとかを思い浮かべました)になり、殺されたのではと… 

青白い頬に月が流れ込んでも
まだ夜は空けない


青白い頬は王女が死んでいることを表して 、月が流れ込んでもまだ夜は空けないは、王女が死しても 世界は王女の犯した罪を王女自身を、許さないということなのではないでしょうか?

何から話そう あれからの物語を
生まれ変わるまでの夢路
新しい名前には慣れたかな

これは王女が罪のない魂に 前世の記憶も忘れて生まれ変わったという事です。

そして王女が生まれ変わる間の出来事を、何から話そうか と僕の問いかけです。

「可哀想に」玩ぶ貝殻の海鳴り耳元で囁いた

王女から僕に向けた言葉ではないでしょうか
まだ私を想っているなんて 可哀想に と…

燦々と祝福の鐘が鳴る
その痛みに揺られながら


王女が死した日は世界にとって、良い日なのかもしれません。
大罪を犯した 悪人(王女)を滅ぼした日。世界に平和が訪れた日 なので、それをお祭りかのように 祝っているのではないでしょうか…?

その痛みに揺られながらは 世界は王女の死を喜んでいるけど 自分は喜べない、王女が死んでしまった痛みを感じているんだと思われます。

嗚呼 途切れることのない 永久の瞬き
ネメシスの眼差し 
明日はもう来ないだろう

ネメシスは、人間の思い上がった無礼な行為に対する神の怒りから罰を与える女神です。
(コピペ)
ネメシスの眼差しとは 王女に対するものもあると思いますし、そんな重罪を犯した王女を想う僕に でもあると思います。

明日はもう来ないだろうは 
王女が生まれ変わった魂ではなく 王女
としての明日は来ないだろう。

僕がかつて王女の隣で過ごした日々の続き、明日はもう来ないだろう。

重罪を犯した王女を想う 愚かな僕を怒ったネメシスが僕から明日を奪うのだろう。

の3つが考えられます。

ただ一人 晴れ渡る空の下
花弁掬い上げて笑う
寝息のように寄せては返す
海があなたならば
寂しくはない

 王女の後を追い 僕は王女がいる海 で死んでしまったのだと思われます。

最初と同じドラムロールで 曲は終わります。 イントロの時は時系列的に 王女が生まれ変わり新しい名前になっている時だと思います。最後のドラムロールの時は、きっと 僕 も新しい名前に生まれ変わって行ってるという事なのかもしれません。

この曲の歌詞で注目して欲しいのは、
新しい名前には慣れたかな です。
王女が王女である限り報われない運命だと分かっているので、新しい名前になる事で罪も忘れて幸せになる事を願っていたのかもしれません。

それこそ亡き王女 そして 僕 が犯した最大の罪なのかもしれませんね…。


大好きより愛してるが似合う曲ですよね ほんとに儚くて美しい曲です。



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